内容説明
水源地対策懇談会は、平成9年7月に発足し、新しい時代が求める施策のあり方について議論を重ねてきた。特に、ダム完成後における施策の実施に当たっての課題と方向性が議論され、ここに提言としてとりまとめることになった。この提言ではダム事業の促進という観点からの水源地対策から、水源地の自立的・持続的な振興という観点からの管理段階も含めた水源地の総合的な整備への転換が必要との共通認識のもとで、各種の施策の方向性について提言が行われている。
目次
1 21世紀の水源地ビジョン―水源地の総合的な整備のあり方に関する提言(提言の背景;水源地の総合的な整備に当たっての基本理念;検討テーマ毎の施策の方向)
2 水源地の総合的な整備に関する現行制度の概要
3 関係通知