内容説明
本書は、平成7年11月1日に施行された「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律」について、都道府県、市町村等の行政機関のみならず、出荷取扱業・販売業を担う事業者の方々、消費者の皆様など幅広い層を対象に、できるだけ簡明でわかりやすく解説したものである。このため、条文の構成にこだわらず主要項目ごとに解説を付し、適宜資料を掲載するなど、読者の皆様が御利用しやすいことを心掛けた。また、旧食糧管理法の解説や食糧法、関係政省令、関係通達及び旧食糧管理法の条文など、食糧法の理解を深める上で助けとなると思われるものについても資料として付した。改訂版では、平成13年4月1日までに改正された食糧法や関係政省令などの内容を含め、食糧法について体系的かつ網羅的に説明した。
目次
第1節 新たな食糧制度の構築
第2節 食糧法の目的等
第3節 米穀の全体需給の調整
第4節 米穀の計画的な流通の確保
第5節 米穀の価格形成
第6節 政府による米穀の買入れ及び売渡し
第7節 麦の需給及び価格の安定を図るための措置
第8節 政府以外の者が行う輸入及び輸出
第9節 その他