内容説明
よく知られた損失補償に関する裁判例から、シンプルな事案を16事例に絞り、事案の内容や事件の経緯について下級審の判断内容も含め詳しく確認することで、事実関係を咀嚼し、裁判の結論と理由について、一般原則との照合を繰り返しながら、じっくりと考察できる内容である。
目次
第1章 損失補償の意義
第2章 損失補償の要否と内容
第3章 権利対価補償に関わる問題
第4章 通常生ずべき損失の補償に関わる問題
第5章 生活再建補償に関わる問題
第6章 事業損失補償に関わる問題
著者等紹介
松尾弘[マツオヒロシ]
1962年長野県生まれ。1985年慶應義塾大学法学部卒業、1990年一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。横浜市立大学商学部助教授、横浜国立大学大学院国際社会科学研究科教授を経て、慶應義塾大学大学院法務研究科教授。この間シドニー大学法学部客員教授、オックスフォード大学法学部客員研究員、社会資本整備審議会臨時委員、公認会計士試験委員、日米不動産協力機構(JAREC)理事、国際協力銀行(JBIC)環境ガイドライン審査役、用地取得総合支援機構顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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