出版社内容情報
内容説明
デザインは「余白」が9割。カフェ(カフェポスター、レストランのメニュー…)、ビジネス(会社案内パンフレット、プレゼン資料…)、和もの(着物レンタル広告、展覧会ポスター…)、化粧品(雑誌広告、新商品店頭POP…)、季節もの(ハロウィン、クリスマス、バレンタイン…)、ラグジュアリー(分譲マンションチラシ、車のポスター…)、豊富なレイアウト例!誰も教えてくれなかった「余白」デザインがわかる本。
目次
1 CAFE DESIGN
2 NATURAL DESIGN
3 BUSINESS DESIGN
4 SCHOOL DESIGN
5 JAPANESE DESIGN
6 SALON DESIGN
7 COSMETICS DESIGN
8 SEASON DESIGN
9 LUXURY DESIGN
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
248
著者名にある"injectar-e"はグラフィックを中心としてデザイン教本や書籍の執筆・制作をする会社。本書のレイアウトは、概ね左ページに素人の製作したもの(ポスター等)、右ページに彼らが提案する製作例を示す。並べられているので、一目瞭然の説得力がある。ポスター以外にもパンフレットやメニュー、カタログなど、主に紙媒体のものを取り上げている。もちろん、ここでの一番の主張は、タイトルにあるように「よはく」がパワーを発揮するということであり、つまりは伝えたい主題をいかに際立たせるかを伝授するのである。 2025/02/23
鱒子
65
図書館本。 これはイイ。デザインの本です。左ページにNGバージョン、右ページに改善バージョンが載っていて見比べやすい。ーーまだまだ詰め込めると特盛りにしてしまい、結局単一なレイアウト。ああ、まさに私が いまいちさん。しゅっと先輩の余白カッコいい。引き算の美学を感じます。ーー情報過多では伝わりにくくなる。あえて切る、あえてはみ出す。余白があればこそデザインが映える。2018/09/04
ひなぎく ゆうこ
19
最近のチラシはお洒落だな〜と感じていた、昭和のオバハン。色々納得。欲張って、あれこれ詰め込むから暑苦しいのね。2021/06/09
キリル
18
「デザインは余白が9割」とあるように、あえて余白を作ることでおしゃれなデザインを目指していく本。センスのない自分が見るとNG例もそこまで悪いとは思えないものもありますが、OK例を見るとその洗練さの違いに驚きます。新米のいまいちさんの苦悩の声が結構あるあるで共感できるので、ベテランのしゅっと先輩からのアドバイスがすんなり入ってきます。スペースがあればついつい詰め込みたくなるので、「まだまだ詰め込める」から「まだまだ余白を作れる」ぐらいに意識を変えないといけないと思わされました。2019/01/01
nakmas
13
とあるセレクトショップ的な書店で見つけて、 古本だったため手頃だったこともあって即買い。 基本はテストの繰り返しなのだが、 何をどう形にしたら、伝わる媒体ができるのかを、できる限り明確にしたい。2021/02/23
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