出版社内容情報
本格的な水彩画を描いてみたいけれど、まだ自信が持てないという方へ。水彩画初心者をより豊かな透明水彩の世界へ導く、ステップアップに最適な一冊です。
シンプルに考えると、紙に鉛筆で下描きして、透明水彩で色を塗る、それだけのことです。でも実際は、色を塗り始める前にいろいろな準備をしなければなりません。そして、その準備を大切にすると、自分が描きたい絵に一歩近づけるような気がしています。自分のイメージ通りに表現することができれば、描くことがますます楽しくなります。
本書は、水彩画を描くにあたって必要な準備、技法に慣れるための習作を、一緒に丁寧にクリアしていきます。色をじっくり体験し、水の動きに慣れ、技法の計画をしっかり立ててから、作品づくりへ入っていきましょう。
内容説明
スケッチから水彩画へステップアップを目指す人のための、はじめの一冊に。表現を豊かにするテクニックと、自由な色選びと、水の動きを味方につけて、本格的な水彩画に一歩近づくレッスンを一緒に始めましょう。
目次
第1章 透明水彩の準備(時短スケッチから水彩画へ;色で形を出すということ;基本の画材;紙について)
第2章 透明水彩の技法(色選びの考え方;カラーホイールレッスン;テクスチャ;ブラッシュワーク;テクニック)
第3章 水彩画へのステップ(リンゴ;バラ;庭でのティータイム;扉と黒猫;協会のある田園風景)
第4章 しっかり描く水彩画(器に生けたバラ;逆光のカフェの店内;田舎町の道)
著者等紹介
あべまりえ[アベマリエ]
水彩イラストレーター。水彩講師。カリグラファーズ・ギルド会員。1967年、大阪府生まれ。大阪教育大学美術学科卒業。日々、制作活動をしながら、個展、自宅レッスン、文化教室のワークショップ、雑誌のカット、イラスト関連ワーク等を行う。2000年、カフェギャラリーにて初めての個展を開き、以後、透明水彩絵具を使った作品を毎年発表。2003年、自宅に現在のアトリエ「watercolour space PAPIER(パピエ)」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。