出版社内容情報
システム思考×デザイン思考=システミックデザイン
ますます複雑化する社会課題・ビジネス課題への新たなデザインアプローチとして注目を集める「システミックデザイン」、その実践のための手引きが本邦初登場です。
地域開発やまちづくり、GXやDXなど、一筋縄ではいかない複雑な問題に、多くの人々を巻き込みながら協働的に取り組む人たちに役立つ一冊。デザイン思考やサービスデザインで培われた実践的手法の数々に、システム思考のエッセンスを取り入れた「システミックデザイン」が、根本的な変化と望ましい未来への移行に導きます。
内容説明
システム思考×デザイン思考=システミックデザイン。厄介な社会課題・ビジネス課題に対する新たなデザインアプローチ「システミックデザイン」の理論と実践を、7つのステップ、30個のマッピングツールで詳細解説。トランジションに向けて協働するチェンジメーカー、地域開発やまちづくりなどのワークショップに取り組むファシリテーターやサービスデザイナー、必見。
目次
複雑なシステムを旅するデザインジャーニー
システミックデザインの方法論
共創ワークショップ開催の手引き
1 システムのフレーミングを行う
2 システムの声を聴く
3 システムを理解する
4 望ましい未来を思い描く
5 可能性の空間を探索する
6 変革のプロセスをプランニングする
7 移行を促進する
帰郷:リフレクション
著者等紹介
ジョーンズ,ピーター[ジョーンズ,ピーター] [Jones,Peter]
トロントのOCAD大学のMDesプログラムでシステミックデザインと医療サービスデザインを教えている。システミックデザイン協会とRSDシンポジウムシリーズの共同創設者でもある。システミックデザインとプラットフォームデザイン、ヘルスケア、インフォマティクス、経済、公共部門のリサーチ大手であるイノベーションリサーチ企業リデザイン・ネットワークでマネージングパートナーを務める
ファン・アール,クリステル[ファンアール,クリステル] [Van Ael,Kristel]
ブリュッセルに拠点を置く人間中心デザイン機関ナマーン(Namahn)のビジネスパートナー。サービスデザインとシステミックデザインのツールキットの筆頭作者でもある。プロダクト、サービス、システムのデザインで教鞭を執り、アントワープ大学(デザインサイエンス学部)ではシステミックデザインの筆頭講師を務める
高崎拓哉[タカサキタクヤ]
翻訳者。書籍とスポーツの翻訳を手がける
武山政直[タケヤママサナオ]
慶應義塾大学経済学部教授。カリフォルニア大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。経済地理学やマーケティング論を背景に、サービスデザインの手法開発や、その成果をビジネスや社会課題の解決に応用する産学共同研究や実践活動に従事。サービスデザインの国際機関Service Design Network日本支部共同代表。2014~2016年に内閣府経済財政諮問会議政策コメンテーターを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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doji