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出版社内容情報
現場の当事者が主体者に変わるためのプロセスモデルを全解説
変化の激しい時代において「デザイン」は、専門家だけで進めるものではなくなってきています。著者は、長年にわたりデザイナーとして参画した地場産業や地域振興など「小さな現場」の仕事で、より本質的で力強い成果につなげようと模索する中から、このことを実感してきました。
「小さな現場」でデザインが求められるのは、変化が求められるときです。それには従来の、専門家による「カタチのデザイン」と、カタチの軸となる「価値のデザイン」だけでは不十分だと著者は考えました。個人事業主や地域コミュニティのメンバーなど、すべての現場の担い手がデザインを専門家任せにせず、共に参加し「自分ごと」にできれば、状況は大きく変わるのではないでしょうか。現場の当事者がデザインの「主体者」となることでデザインが活き、現場が活き、その総体として企業や地域に持続的な活気が生まれます。
本書は、すべての「小さな現場」に向けて、当事者の内にある「動機」を引き出す「動機のデザイン」について、ステップごとに詳しく紹介し、それぞれの現場で活かしてもらうことを目指します。
内容説明
動機が動き出せば、だれもが創造性を発揮できる!現場の当事者が主体者に変わるためのプロセスモデルを全解説。
目次
第1章 なぜ「動機のデザイン」なのか(小さな現場での仕事から;「専門家としてのデザイナー」の功罪 ほか)
第2章 3つめのデザイン「動機」―カタチと価値を支えるデザイン(デザイン全体の見取り図―デザインの本当の力を活用してもらうために;デザインという取り組みの全体像―3つのデザイン ほか)
第3章 5ステップで進める動機のデザイン―実践のポイント(内外を観察する;現状を共有し、課題を設定する ほか)
第4章 動機のデザインのリアリティ―動き続ける現場から(実際はささやかなことの積み重ね;現実の仕事の中で進める難しさ ほか)
第5章 「動機のデザイン」の先にあるもの―デザインプロセスに表れる志向性(「動機のデザイン」のわかりづらさ;「動機のデザイン」を言葉にして ほか)
著者等紹介
由井真波[ヨシイマナミ]
デザイナー、プランナー。総合デザイン事務所株式会社GK京都を経て、1996年有限会社リンク・コミュニティデザイン研究所(LINK)を開設。「当事者を主体者に変える動機のデザインとプロセスモデル」により、特定非営利活動法人人間中心設計推進機構のHCD‐Net AWARD 2019最優秀賞を受賞。二級建築士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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