内容説明
デザインが持つ問題解決力と意味形成力、それらをいかに育み文化として根付かせていくか―サービスデザインとサステナブルデザインの世界的リーダーエツィオ・マンズィーニが説く、社会変革(ソーシャルイノベーション)を実現する「プロジェクト中心民主主義」への道筋。
目次
第1章 軽いコミュニティ―液状的世界における社会形態(流動性;開放性;軽さ)
第2章 ライフプロジェクト―自律とコラボレーション(プロジェクトをつくる;探究する;コラボレーションする)
第3章 日々の生活の政治―デザイン行動主義と変化のある常態(行動する;限界を超える;変貌する)
第4章 プロジェクト中心の民主主義―アイデアとプロジェクトのエコシステム(公共財をつくり出す;実験する;参加する)
著者等紹介
マンズィーニ,エツィオ[マンズィーニ,エツィオ] [Manzini,Ezio]
サービスデザインとサステナブルデザインの世界的リーダー。ソーシャルイノベーションと持続可能性のためのデザインの国際ネットワークDESISの創始者。ミラノ工科大学名誉教授。同済大学(上海)、江南大学(無錫)客員教授
安西洋之[アンザイヒロユキ]
モバイルクルーズ株式会社代表取締役/De‐Tales ltdディレクター。ミラノと東京を拠点としたビジネスプランナー。異文化理解とデザインを連携させたローカリゼーションマップを主宰し、講演や執筆もおこなう
八重樫文[ヤエガシカザル]
立命館大学経営学部教授、立命館大学DML(Design Management Lab)チーフプロデューサー。武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。デザイン事務所勤務、武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科助手、福山大学人間文化学部専任講師、立命館大学経営学部准教授を経て、2014年より現職。2015、2019、2020年度ミラノ工科大学訪問研究員。専門はデザイン学、デザインマネジメント論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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