出版社内容情報
パス(道のり)とゴール(目標)をデザインする、それがプランニング!
本書は、白クマ本こと『情報アーキテクチャ』でおなじみの情報設計家 ピーター・モービル氏が、不確実かつ錯綜した社会でさまざまなプロジェクトを成功させるためのプランニング(計画づくり)術を、"STAR FINDER"という枠組みにそって解説したものです。
STARは4つの原則、
・共有しながら(Social)
・具体化しながら(Tangible)
・すばやく柔軟に(Agile)
・振り返りながら(Reflective)
FINDERは6つの実践、
・枠組みを決める(Framing)
・想像する(Imagining)
・絞り込む(Narrowing)
・決断する(Deciding)
・実行する(Executing)
・振り返る(Reflecting)
となっており、その各ステップには、情報アーキテクチャ(IA)やUXといった分野を切り拓いてきた著者の手法とマインドがつまっています。たとえ計画好きでもノープランが好みだろうと、UI/UXに携わる方にとっては必読です。
答えが見えないなかで、デジタルプロダクトを制作するにしても、サービスを開発するにしても、そしてさまざまな出来事からなる人生を歩むにしても、本書が教える情報設計流のプランニングは非常に有効かつ勇気を与えてくれる指針となるでしょう。
※著者自らによる日本語版あいさつと、長谷川敦士氏(CONCENT)による解説つき!
日本語版の刊行に寄せて
はじめに
Chapter 1:未来を認識/実現にする
プランニングの定義
動物、ロボット、人間、組織におけるプランニング
原則と実践
明日の神話
Chapter 2:枠組みを決める
問題を理解する
解決策を説明する
原則から実践へ
Chapter 3:想像する
ウィルパワーとウェイパワー
選択肢を探る
原則から実践へ
Chapter 4:絞り込む
ドライバーとレバー
見積もりとリスク
原則から実践へ
Chapter 5:決断する
理性と感情
マップとプラン
原則から実践へ
Chapter 6:実行する
転換と貫徹
スピリット
原則から実践へ
Chapter 7:振り返る
真実を求めて
変われるという考え
原則から実践へ
Chapter 8:あなたの星座盤
パスとゴール
アルゴリズムとしての生き物
センティエント・サンクチュアリ
未来を組織する
解説(長谷川敦士|CONCENT)
注釈
索引
著者プロフィール
奥付
ピーター・モービル[ピーターモービル]
著・文・その他
高崎拓哉[タカサキタクヤ]
翻訳
長谷川敦士(CONCENT)[ハセガワアツシ]
著・文・その他
内容説明
情報アーキテクチャの開拓者が教える、計画づくり(パスとゴールのデザイン)の原則と実践!不確実な現代社会で、より良いサービス/デジタルプロダクトを開発し、プロジェクトを成功させたいと願うすべての人に贈る星座盤。
目次
1 未来を認識/実現にする
2 枠組みを決める
3 想像する
4 絞り込む
5 決断する
6 実行する
7 振り返る
8 あなたの星座盤
著者等紹介
モービル,ピーター[モービル,ピーター] [Morville,Peter]
情報アーキテクチャの開拓者の1人。1994年からさまざまな人や組織に助言を行い、AT&Tやシスコ、ハーバード大学、IBM、議会図書館、メイシーズ、マイクロソフト、タフツ大学、国立がん研究所、ボーダフォンなどをクライアントに持ってきた。北米や南米、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアでシンポジウムや会議の基調講演に加えて、ワークショップも開いている。『エコノミスト』誌や『ウォールストリート・ジャーナル』誌に寄稿し、公共ラジオ「NPR」にも登場(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。