内容説明
本書は、ユネスコの世界遺産に登録されている産業遺産、すなわち、先人達が苦労して残した顕著な偉業や功績をあらわす有形の文化財であり、生きたことの証し、工夫や発明など多くの教訓や示唆を与えてくれる、農林水産業、鉱業、土木・建築、工業、商業・サービス業の各産業分野の遺産の保存と活用について特集する。
目次
世界遺産に登録されている産業遺産(農林水産業関係;鉱業関係;土木・建築関係;工業関係;商業・サービス業関係)
日本の産業遺産
著者等紹介
古田陽久[フルタハルヒサ]
1951年広島県呉市生まれ。1974年慶応義塾大学経済学部卒業。同年、日商岩井入社、海外総括部、情報新事業本部、総合プロジェクト室などを経て、1990年にシンクタンクせとうち総合研究機構を設立。1998年9月に世界遺産研究センター(現・世界遺産総合研究所)を設置(所長兼務)。専門研究分野、世界遺産論、危機遺産論、世界遺産研究、人類の口承及び無形遺産の傑作研究、メモリー・オブ・ザ・ワールド研究、文化人類学、人間と生物圏計画(MAB)研究、環境教育、国際理解教育、国際交流、ユネスコ等国際機関の研究、日本語教育の研究
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