出版社内容情報
催し物やイベントなどの告知をする際に、まだまだ有力なツールであるポスターとチラシ。
昨今その2つは、予算削減のために同じデザインで作られることもありますが、存在を伝えるポスターと詳細な情報を伝えるチラシとでは、本来の役割や期待される効果、使える面の数も異なります。
街中や駅など、様々な情報が溢れるなかで目を引き、興味を持たせ、記憶させるポスター。
コンセプトを視覚化して世界観を打ち出しながらも、詳細な情報を伝えるチラシ。
この2つは、同じデザインでよいのでしょうか？
本書では、告知対象の魅力を引き出し、ビジュアルを作り込みながら、ポスターとチラシそれぞれで効果的に、且つ統一感を持たせた形でデザインを展開している優れた事例を、「美術展・展覧会」「映画・舞台」「イベント・フェスティバル」の3つのカテゴリ別に紹介します。
内容説明
ポスターとチラシ、まったく同じデザインでよいのでしょうか？目を留めさせて、興味を抱かせるポスター。手に取らせて、詳細な情報を伝えるチラシ。告知対象の世界観を守りながら、それぞれの媒体の役割に合わせてデザインが展開されている優れた実例を数多く紹介します。
目次
１ 美術展・展覧会（山口県立美術館「世界遺産ポンペイの壁画展」；島根県立石見美術館「没後７０年北野恒富展」；コンサベーション＿ピース ここからむこうへ ほか）
２ 映画・舞台（同じ夢；蜜のあわれ；謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス ほか）
３ イベント・フェスティバル（ヨコハマトリエンナーレ２０１７ 島と星座とガラパゴス；ＩＮＶＡＤＥＲ ＬＡＤＵＴＯＲＭ ３；東京塩麹／ＦＡＣＴＯＲＹ ほか）
