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内容説明
インターナショナルな世界を支える“言語”の統一に、“デザイン”の力で挑んだ哲学者の知られざる思想。事象と意味をつなぐ視覚化(=絵文字化)システムの結実、アイソタイプ。大戦の狭間に埋もれたノイラートの言葉が、いま甦る。本邦初となる完訳『International Picture Language』(1936)、『Basic by Isotype』(1937)に『Modern Man in the Making』(1939)のすべての図版を収録した、合本版。
目次
国際言語への問いかけ
補助言語としてのアイソタイプ
視覚による教育
アイソタイプシステムの要点
図記号
図記号を組み合わせる
図表を展示する
統計図に関する特別なルール
統計図における幾何図形
最初のデザイン、世界図絵、百科全書
アイソタイプについての見解
アイソタイプに関する文献
著者等紹介
ノイラート,オットー[ノイラート,オットー] [Neurath,Otto]
1882‐1945。ウィーンの社会経済学者、哲学者。論理実証主義(ウィーン学団)を先導し、物理主義を提唱した。学問が細分化した20世紀には珍しいルネサンス型の万能人と評されるほど、その活動は多岐にわたる。第一次大戦中、独ライプツィヒの戦争経済博物館館長に着任。視覚教育活動への取り組みを始める。戦争終結後、社会主義運動に身を投じるが、ウィーンに戻って絵による統計図表を主展示とするウィーン社会経済博物館を設立。視覚言語システムの開発に努めた
永原康史[ナガハラヤスヒト]
グラフィックデザイナー、多摩美術大学情報デザイン学科教授。電子メディアや展覧会のプロジェクトも手がけメディア横断的なデザインを推進している。2005年愛知万博「サイバー日本館」、2008年サラゴサ万博日本館サイトのアートディレクターを歴任。2016年より竹尾アーカイヴズ、ディレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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