出版社内容情報
“わたし”なき“わたしたち”は空虚であり、
“わたしたち”につながらない“わたし”は孤独である。
製品やサービスを、チームや組織を、そして地域や社会を、ウェルビーイングにするには、どうすれば?
3つのデザイン領域「ゆらぎ・ゆだね・ゆとり」から紐解く、ウェルビーイングのつくりかた。
ウェルビーイング研究の第一人者、渡邊淳司/ドミニク・チェンの両氏が案内する、協働に向けた実践の手引き。
内容説明
3つの「ゆ」からはじめる、「わたしたち」のウェルビーイング。ウェルビーイング研究の第一人者、渡邊淳司/ドミニク・チェンの両氏が案内する協働に向けた実践の手引き。
目次
第1章 ウェルビーイングの捉え方とその実践に向けた共通基盤(Q1:なぜウェルビーイングなのか?;Q2:ウェルビーイングはどう測るのか?;Q3:ウェルビーイングに何が大事なのか?;なぜ“わたしたち”なのか?;“わたしたち”をどう実現するのか?;ウェルビーイングに質するサービス/プロダクトの設計に向けて)
第2章 “わたしたち”のウェルビーイングをつくりあうデザインガイド(ウェルビーイングをデザインするための視点;“わたしたち”を支える3つのデザイン要素:ゆらぎ、ゆだね、ゆとり;「ゆらぎ」「ゆだね」「ゆとり」から“わたしたち”を考えるデザインケーススタディ;「“わたしたち”のウェルビーイング」のデザインに向けて)
第3章 “わたしたち”のウェルビーイングへ向けたアイデアサンプル集(測る・つくる(渡邊淳司)
暮らす・生きる(ドミニク・チェン)
感じる・つながる(渡邊淳司)
伝える・知る(ドミニク・チェン))
著者等紹介
渡邊淳司[ワタナベジュンジ]
1976年生まれ。博士(情報理工学)。日本電信電話株式会社(NTT)上席特別研究員。人間のコミュニケーションに関する研究を触覚情報学の視点から行う。同時に、共感や信頼を醸成し、さまざまな人々が協働できる社会に向けた方法論を探究している。2024年1月開催予定の展示会「WELL‐BEING TECHNOLOGY」の企画委員長を務める
チェン,ドミニク[チェン,ドミニク] [Chen,Dominique]
1981年生まれ。フランス国籍。博士(学際情報学)。NTT InterCommunication Center研究員、株式会社ディヴィデュアル共同創業者を経て、現在は早稲田大学文学学術院教授。近年ではグッドデザイン賞審査員(2016~)、21_21 DESIGN SIGHT『トランスレーションズ展―「わかりあえなさ」をわかりあおう』(2020/2021)の展示ディレクターを務めた。現在は主にテクノロジーと人、そして人以上(モアザンヒューマン)の関係性を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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