中公文庫<br> 味な旅 舌の旅 (新版)

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中公文庫
味な旅 舌の旅 (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 300p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122071759
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C1195

出版社内容情報

芥川賞作家にして、官能小説の巨匠。唯一無二の作家・宇能鴻一郎が、各地の美味・珍味を堪能しながら列島を縦断。喰いつき、口中にふくみ、すすりこみ、飲み下す……食も官能も生命力の源。貪婪な食欲と精緻な舌で味わいつくす、滋味豊かな日本味覚風土記。新たにエッセイ「男のなかの男は料理が上手」を収録。〈巻末対談〉近藤サト・宇能鴻一郎

内容説明

芥川賞作家にして、官能小説の巨匠。唯一無二の作家・宇能鴻一郎が、日本各地の美味・珍味を堪能しつつ列島を縦断。喰いつき、口にふくみ、汁をすすり、飲み下す…食も官能も生命力の源。貪婪と食欲と精緻な舌で味わいつくす、滋味豊かな味覚風土記。新たにエッセイ「男の中の男は料理が上手」を収録。

目次

千石漁場・名残りの浜鍋
松島・雪の牡蛎船
庄内に探る密教の珍味
会津をめぐる伝統の酒肴
水戸・烈女と酒を汲む
山峡の宿場・恵那の川魚
知多沖・流人島の磯の味
さざなみの志賀の鴨鍋
わが舌感で斬る京料理
秋近き山陰の海幸・山幸
腹つづみ四国の奇漁
玄海の海賊の宴
薩摩半島・恐怖のヅクラ
南国の魔味と踊り・奄美

著者等紹介

宇能鴻一郎[ウノコウイチロウ]
1934(昭和9)年、北海道札幌市生まれ。東京大学文学部国文学科卒業後、同大学院博士課程中退。在学中に発表した短篇「光りの飢え」が芥川賞候補になり、翌62(昭和37)年、「鯨神」で第四六回芥川賞受賞。70年代以降、官能小説で活躍し、作品の多くが映画化された。著書多数。嵯峨島昭名義で推理小説も執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Shoji

36
カバー(ジャケット)の絵とタイトル名だけ見ると、官能小説の趣きを感じなくもないですが、正真正銘の旅と食のエッセイです。単行本は1968年に出版されたそうです。道理で文章のあちこちに昭和の香りが漂っていました。旅情をそそり、食指が動くというより、氏の旅や食のレポ、そして大らかな昭和の文化を楽しみました。2022/03/16

AppleSugar

4
官能小説でも有名な小説家、宇能鴻一郎さんの食をめぐる紀行。北から南へ話が艶話から、四書五経に通じた著者のうんちくまで縦横無尽に話が進む。 今になって考えると、この人の文体に影響を受けた人の本を結構読んできたんだなと遡及的に感じた。 ところどころ、今の視点では古臭いところもあるけど、それはそれで、味。2022/06/07

niz001

2
読んだ記憶はあるんだけど旧版も登録してないな。宇能鴻一郎さんらしく官能小説っぽい表現はあるものの(粘膜的に)食と性は近しいもんだと思うんで全然OK。食としても紀行としても良作だと思う。2022/03/31

koi

1
芥川賞作家で官能小説家の食のエッセイ。 日本各地に出向きその土地の美味を味わう。 食べて食べて、たまに女性も こんな時代があったんだなっていう驚きと、 今は地方の食べ物も取り寄せられるけど 旅をして美味しいものを食べたいな2023/01/22

kento

1
かなり前に発売され、文庫版で復刊。旅と食の風土記。官能小説で有名な作者だが、そちらは未読。とにかく食べる!当時あった店や船が現在もあるかは分からないが、その土地に訪れる事があればぜひ、行ってみたい。巻末にはエッセイと対談が収録されている。エッセイの方は91年に書かれていることもあり、令和の時代には大きな声で言えないような内容もチラホラ。対談は21年に行われたもので、まだまだ食や酒を楽しみ、健康でいらっしゃる。2022/10/05

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