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出版社内容情報
親育ち・親子本能療法
学童期から50歳を過ぎたひきこもりを回復へー
直したものはぶり返す。
やすらぎの中で治ったものは、ぶり返さない。
発達性トラウマ・複雑性PTSDの視点を持って、広がる本人への理解
”新しい働き方”も親が支えてこそ
「無意識で起きたひきこもり」を、わが子自身の力だけで解決するのは困難です。
「絶望」から「希望」やがて「自立」への道のりで貫けるものは「親の愛」のほかにありません。
支援実績30年 池田佳世さん推薦(KHJ全国ひきこもり家族会連合会 名誉会長理事、
SCSカウンセリング研究所 会長、OSDよりそいネットワーク 理事長)
最初に着手すべきは就労・就学支援ではなく「何よりも先に親子関係を回復させる」こと。
心理学的な裏付けを中心として、ひきこもるわが子への考え方や回復への全体像を
5つのプロセスごとに記しております。
そのつど生じやすい問題と具体的な取り組み方、ひきこもりの状態像、異口同音に発せられる
ひきこもり青年の言葉の裏側にある意味と理解の仕方などを、お読みになる親御さんが理解して
取り組めるように極力わかりやすく、そして納得しやすいようにと心がけました。ーはじめによりー
内容説明
最初に着手すべきは就労・就学支援ではなく「何よりも先に親子関係を回復させる」こと。親が“ちゃんと聴き”取り組むことで回復・解決へ。直したものはぶり返す。やすらぎの中で治ったものは、ぶり返さない。親育ち・親子本能療法。学童期から50歳を過ぎたひきこもりを回復へ―。発達性トラウマ・複雑性PTSDの視点を持って、広がる本人への理解。
目次
序章 親育ち・親子本能療法 親が取り組めば回復は約束される
第1章 「希望」のプロセス 絶望から希望へ必要なのは無条件肯定が作る「安心と安全」の風土
第2章 「意思」のプロセス 良いも悪いも親がすべて聴き取る
第3章 「目的」のプロセス 少しずつ始まる行動
第4章 「有能性」のプロセス 自分はやっていける。時々、弱音。チャレンジの連続
第5章 「アイデンティティ」のプロセス 自分は自分で良い。そして社会からもそう思われているという確信
終章 回復した事例と8050問題 ひきこもりから自己実現とアイデンティティの獲得。親が子に残すべきもの
著者等紹介
桝田智彦[マスダトモヒコ]
1974年3月東京都世田谷生まれ、多摩育ち。学生時代から作曲家を目指し20代前半にグループでプロの音楽家としてCDデビュー。30歳を前に無二の親友を不幸な形で亡くしたことに壮絶なショックを受けひきこもる。その後「人の役に立つ仕事を!」と猛勉強の末30代高卒から大学(立正大学心理学部臨床心理学科:西松能子ゼミ)・大学院(目白大学大学院心理学研究科臨床心理学専攻修士課程:沢崎達夫ゼミ)へ進学、臨床心理士資格を取得。精神科クリニック勤務を経て現在、一般社団法人SCSカウンセリング研究所代表。東京都公立学校スクールカウンセラー、親育ち・親子本能療法カウンセラーとして、ひきこもり・不登校支援に従事している。48歳でアマチュア・キックボクサーとしてRISE公式戦に初出場。『闘う臨床心理士』としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。