感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
102
読メのユーザーさんの紹介でアマゾンにて注文した本 被災したまちのお城にひょっこり現れたさんじゅーろーが石の土管(?)のような構造物からひょっこり出てくる画像が一番印象に残りました。まさに幸せと復興の使者という印象を受けました。 町を襲った災害は西日本豪雨災害…。岡山だけでなく広島も被害を受けてうちの地元も2週間断水で苦しみました。長い2週間でした。コロナもそうですが災害の時って心がギスギスするのです。辛い時こそ身近な幸せの使者に目を向け笑顔ですごしたいものです。2020/10/09
もんらっしぇ
78
熱帯雨林さんに、私のことが猫好きだと認識されてしまったようで、熱心にススメられて購入(爆)。岡山県にある備中松山城は、現存天守12城のなかで唯一の山城。その山城に彷徨いあらわれた一匹の野良猫。豪雨災害もあった街に明るい話題をもたらし結果的に観光資源にもなってる「さんじゅーろー」。そもそも保護猫で、元の飼い主も判明したりとか脱走事件をおこしたりなどドタバタも。結局人間のエゴじゃないの?何だかなぁ(-_-;)とは思いつつも写真を見る限り、彼自身、さんじゅーろーが違和感なく幸せそうなので、よしとしますかw 2022/10/10
miww
54
読友さんのつぶやきで知った城主さんじゅーろー。和服姿の写真と『城主』の肩書きがなんとも可愛らしい。岡山県の高梁市、2018年の豪雨災害の後松山城に住みつくようになったさんじゅーろー。メディアで取り上げられ、災害で落ち込んでいた来城者数は回復し救世主となる。もとは飼い猫だった事が判明するがここにいる方が幸せだと飼い主から正式に譲り受けられ、お城の管理事務所の方々の手厚い待遇の下来場者をおもてなしするお仕事に励むさんじゅーろー。その愛らしい写真に癒された。一度会いに行きたいなぁ。2022/08/13
Gummo
23
水害に見舞われた町に救世主のごとく現れた一匹の猫のお話。貫禄と愛くるしさを併せ持つ奇跡の存在。家臣たちの苦労に涙。2019/11/02
くさてる
20
西日本豪雨で観光客が激変した山城に突然現れた一匹の猫。その猫がさんじゅーろーです。児童向けの本ですが、写真も豊富で大人でも読み応えあると思います。なにより、リアルタイムでさんじゅーろーの登場から失踪、再会と城主誕生の流れを見守ってきた地元民としては、いろんなことが思い出され、単なる可愛い猫で町興しという話じゃないんだよ、もっといろんな思いがあっての奇跡なんだよという気分になりました。良かったです。2020/01/04
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