出版社内容情報
国鉄が長年製造してきた103系に代わる次世代の通勤型電車として開発された201系は、1979年に試作車が登場し、中央線快速で使われてきました。国鉄で初めてチョッパ制御を採用し、技術的にもデザイン的にも、103系から大きく進化しました。以来、中央・総武緩行線、東海道・山陽緩行線にも新製投入されましたが、製造コストが高く、1985年に製造が打ち切られました。その後、京葉線、大阪環状線などでも活躍し、2025年3月ダイヤ改正で関西本線から撤退し、全車両が引退しました。長年にわたって中央線の顔として親しまれ、今も熱心なファンが多い201系を、詳しく振り返ります。
【目次】
・201系ディテールガイド
・201系通勤型電車のプロフィール
・新製時のメカニズム
・201系の形式と番代
・201系の投入路線
・運転士から見た201系



