昭和時代の山手線沿線風景

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昭和時代の山手線沿線風景

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  • サイズ B5判/ページ数 144p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784802216517
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C0065

出版社内容情報

首都圏とくに東京の風景は、10年も経てばガラリと変わり、20年も経つと現在の様子からは想像もできない街並みが広がり、50年前にもなると歴史の教科書で見たような風景が広がっています。
本書では新宿、渋谷、池袋、東京、上野、品川など、山手線の主要な駅を取り上げ、むかし懐かしい昭和な風景を大判の写真でご紹介していきます。駅構内の風景やそこに佇んでいる鉄道車両だけではなく、駅前の様子や周辺の建物、空撮から見た街の風情など、さまざまな角度から見た昭和な風景を満載しています。
おもに取り上げているのは、昭和30~40年代あたりの風景で、いまから半世紀くらい前になります。前回の東京オリンピックの開催前後の風景は、東京の街自体が作り変えられている最中で、戦後復興から近代ニッポンへの橋渡しとなったころの風景でもあります。たとえば新宿なら、まだ小田急線や京王線が地上を走り、西口は開発が進まず広大な淀橋浄水場が広がっていました。いち早く発展した東口も、歌舞伎町の前には都電が走り、ようやく地下鉄丸ノ内線が新宿に到達、三越や伊勢丹の前にはトロリーバスが走っているようなころです。ある方には懐かしく、またある方には見たこともない、山手線の沿線風景をお楽しみください。



【目次】

新宿、渋谷、品川、池袋、上野、東京など

内容説明

写真で振り返る昭和の電車と街並み。

目次

新宿
渋谷
品川
池袋
上野
東京

著者等紹介

山口雅人[ヤマグチマサト]
昭和30年、東京生まれ。4代目の長男として蕎麦屋を継ぐ。その後は鉄道模型メーカー、映像制作会社のカメラマン、外資系補聴器メーカー社員を経て古物商となる。現在は広告代理店や出版社に資料を提供している。鉄道誌では、グラビアなどの組写真として80編以上を提供している。また、特集やコラム等や執筆も担当している

山口道子[ヤマグチミチコ]
昭和18年、東京生まれ。新宿区百人町の鉄道官舎で生まれる。父は定年まで国鉄で勤め上げ、その影響から私も国鉄への入社を勧められるが、自らは船舶会社を希望したが叶わず、自動車販売会社への入社。その後、国鉄がJRへと変わったのち、長男がJR東日本に入社し、鉄道とは切っても切れない縁を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

149
図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。昭和30年代、私が生まれる前なので、モノクロの観たことがない風景、新鮮な感じがしました。 しかし、この時代に、電車の中でファッション・ショーや水着ショーをやっていたとは思いませんでした(笑) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006921.000005875.html2025/11/10

お抹茶

2
昭和30年代の写真が中心だが,もっと前,戦前あたりの写真かと思うほど隔世の感が強い。汽車も走っているし,通勤電車もだいぶ時代を感じる様式。新宿や渋谷の駅前にはビルがあるものの,低層建築物もまだまだ多く,途上国の感が強い。私鉄や地下鉄の写真も多く,都電も活躍していた。田端や日暮里の垢抜けのなさ,上野のターミナル感,運河のすぐ側の品川も今と大きく違う。『点と線』の時代なんだろうな。2025/11/25

相上いろは

1
知らない時代の風景が面白い。建物は全然違えど、道路には名残があるのが面白い。2025/12/20

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