出版社内容情報
太平洋戦争中および戦後、米軍はガンカメラなどビデオカメラを用いて、日本軍の艦船・航空機・軍事施設をカラーフィルムで撮影していた。
これら米軍撮影の映像は米国立公文書記録管理局(NARA)に保管されているが、その多くは撮影対象や日時などが未分類のままである。
著者はこのような映像を戦闘報告書とともに取り寄せて解析し、映っている艦船・航空機・施設の詳細や日付、場所を明らかとしている。
本書は著者の映像解析結果と解説をまとめた記録集。
2024年に発見された「カラーフィルムが捉えた戦艦『大和』」をはじめ、多様な軍艦・艦艇・船舶、航空機、飛行場や港湾など軍事施設のカラー映像の写真(一部モノクロ)を収録する。
内容説明
米軍は太平洋戦争中からガンカメラなどのムービーカメラを用いて、日本軍の艦船・航空機・軍事施設をカラーフィルムで撮影していた。これら映像の一部は米国立公文書記録管理局(NARA)に保管されているものの、その多くは撮影対象や日時などが未分類のままである。著者はこのような映像を戦闘報告書とともに取り寄せて解析し、映っている艦船・航空機・施設の詳細や日付、場所等を明らかとしている。本書は著書の映像解析結果と解説をまとめた記録集。2024年に発見された「カラーフィルムが捉えた戦艦『大和』」をはじめ、多様な軍艦・艦艇・船舶、航空機、飛行場や港湾など軍事施設のカラー(一部モノクロ)映像の静止画を収録する。
目次
「ヨークタウン」飛行隊のクェゼリン環礁攻撃
「ヨークタウン」飛行隊のマーシャル諸島攻撃
零式水偵VS F6F‐3
「カウペンス」飛行隊の「那珂」攻撃
第七六一海軍航空隊の「ベロー・ウッド」雷撃
第五〇三海軍航空隊の「レキシントン」爆撃
「サラトガ」爆撃飛行隊のスラバヤ攻撃
「サラトガ」雷撃飛行隊のスラバヤ攻撃
二式水戦VS F6F‐3N
第58任務部隊の父島周辺艦船攻撃
「タイコンデロガ」飛行隊のルソン島攻撃
「レキシントン」の対空戦闘
「ヨークタウン」飛行隊の第三次輸送部隊攻撃
「ホーネット」飛行隊の第三次輸送部隊攻撃
「ヨークタウン」飛行隊の空戦
「ヨークタウン」飛行隊のマニラ攻撃
「ヨークタウン」飛行隊のシマ〇四船団攻撃
「タイコンデロガ」飛行隊のルソン島攻撃1
「タイコンデロガ」飛行隊のルソン島攻撃2
「ホーネット」飛行隊のマタ四〇船団攻撃〔ほか〕
著者等紹介
織田祐輔[オダユウスケ]
1986年、兵庫県生まれ。高知大学人文学部卒。日本中世史専攻。小学生から太平洋戦争に関する書籍を読み始め、特に航空戦史に興味を持つ。2011年、大分県宇佐市の郷土史研究団体である「豊の国宇佐市塾」のメンバーとなり、米国立公文書館所蔵の映像史料の解析を開始し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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高木正雄
Ryuji Saito
のりっく@泡沫戦史研究所(ワクチンうってもマスク・手洗い・うがい励行!)
onepei
げんさん