内容説明
親が10歳までの子どもにしてあげたいこと。のびのび、いきいき子どもが育つために大切なこと。子育てのスペシャリストたちが特別講義。
目次
1時間目 10歳までがなぜ大切なのか(頭の使い方の基礎は、前頭葉がほぼ完成する10歳で決まります;一番いい時期に一番いい刺激を与えれば、子どもはきちんと育ちます ほか)
2時間目 頭のいい子が育つ生活習慣(しつけ編―育ちのいい子の作り方;早起き早寝編―潜在能力を100%引き出す方法)
3時間目 できる子になるための家庭学習マニュアル(勉強習慣の作り方編1―できる子のお母さんは、“勉強しなさい”とは言いません;勉強習慣の作り方編2―「ちゃんと」「きちんと」を具体的に ほか)
4時間目 教えて!子育ての新常識Q&A(どうすれば頭の良い子に育てられるの?;努力ができる子にするには? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mug
64
〈脳を育てる時期に、結果を求めない!〉 一人の著者ではなく、22人の教育のプロの文章が載っている。生活習慣と家庭学習について書かれており、今の私には生活習慣の中の“しつけ編”が特に響いた。 〈しつけに絶対的な正解はない。親が正しいと思うことを、子どもの前で堂々と示すことこそが、しつけの基本〉 また、小学生くらいになったら親は子どもと横の関係になる必要がある、とのことφ(..)あぁ言えばこう言う娘。そろそろ切り替え時かな😅2020/09/06
みっこ
31
10年前に出版された本なので、すでに時代にそぐわない部分あり。母親が専業主婦であることが前提だったり、『お尻をひっぱたいてでもいけないことはいけないと教える』という文章には引いてしまった…。勉強することを褒めたりご褒美を与えたり、というのも個人的にはしっくりこないです。(勉強は自分のためにするものだと思っているので)ファミリーライブラリーは素敵!子どもの本も大人の本も手に取れる環境を整えたいです。2022/04/10
たまきら
26
うん、様々な分野の学者さんや有識者たちがアドバイスを提供しているため、偏りを感じません。自分、子どもは一人ですが、長い間英語講師をしているので教え子の数は多分累計すると4ケタ台。10歳ごろの子どもたちのむずかしさには気づいていました。いじめも深刻化していくのはこの時期のような気がします。そうか、ここで一度子供はある意味脱皮するんだな…。と読みつつ考えました。娘だけでなく、周囲の子どもたちすべてに視野を向けたいと改めて思いました。面白かった。2017/02/03
しぃ
13
そうそうたる面々が十歳までの子育てについて大事なことを書いている訳ですが、これだけ揃えば意見の相違もあるわけで。納得出来る人と、時代遅れも甚だしいんじゃないんですかって人といました。子育てに正解は一つじゃないと思うので、ピッタリきたひとの意見だけ参考にすればいいと思います。でもあえてオススメはしないくらい、中身が薄い内容でした。期待はずれ。2015/06/14
サチオ
11
子育てに対する自分の考え方や立ち位置の再認識、という点で参考になりました。やはり親がしっかりお手本を示すのが大切ですね。また、嫁さんと読み合って、お互いの考え方を擦り合わせる事にも役立ちそうです。子育ては深いです…。2012/12/05