出版社内容情報
北海道から九州までの秘境駅をデータとともに紹介。「秘境駅」最新ランキングのほか、2022年発売の雑誌『旅と鉄道』秘境駅特集号より「秘境駅の一日」ルポを再掲載。人気の秘境駅を分かりやすくまとめます。秘境駅マニアは持っておきたい1冊です。
目次
秘境駅の楽しみ方1
秘境駅の楽しみ方2
特集 秘境駅の1日
第1章 北海道の秘境駅
第2章 東北の秘境駅
第3章 関東・甲信越の秘境駅
第4章 東海の秘境駅
第5章 北陸・近畿の秘境駅
第6章 中国・四国の秘境駅
第7章 九州の秘境駅
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nonpono
46
秘境という響きも、駅という場所も大好きだ。一昨年、電車で介護の学校に通ったが電車の本数の少なさに驚く。特急や新幹線が通過すればなおさらに。ある駅は民家の前を通りわたし以外の人間には会わず、いつも貸切だった。本書は秘境駅のオンパレードである。レジャーランドやキャンプ地の閉園で閑散とした駅、ダム工事の為の駅、かってはSLが走っていた駅、秘境駅に歴史あり。やはり、すぐ海が見える駅や桜や紅葉や雪が似合う駅から行きたくなった。とくに関西や四国の列車は未知なものだらけだ。わたしの中の日本地図に秘境駅も加えて行きたい。2025/02/20
たっきー
13
辿り着くにもひと苦労しそうな秘境駅が紹介されている。素晴らしい景色のなかに佇む駅舎の数々。以前読んだ小説の舞台にもなっていた比羅夫駅は気になる(駅舎に民宿「駅の宿ひらふ」がある)。臨床心理士でもある濱田教授が心理学的にユングの性格タイプ論をもとに秘境駅の魅力を解説しているのが面白かった(そんなことまで考える鉄オタ!)。2025/03/23
Go Extreme
3
鉄道と非日常性: 非日常的な時空間ー日常の喧騒から離れ自分と向き合う時間 自己治癒力の促進ー鉄道による移動→心の癒しを助け自己治癒力を引き出す 秘境駅の魅力: アクセスの難しさー非日常性が高まり魅力が増す 日本の鉄道の正確性ー非日常から日常への安心した移動 鉄道ファンの心理: 鉄道の魅力ー様々な制約を楽しむ 心理的安定ー日常と非日常を安全に行き来する手段 秘境駅の特性: 限られた列車本数 古い歴史と文化 鉄道と観光: 観光地としての役割 環境との調和 秘境駅の魅力ー到達の難しさや歴史的背景・周囲の自然環境2025/01/30