出版社内容情報
資源が乏しいといわれる日本ですが、かつては5,000を超える鉱山がある資源大国でした。いまではほとんどが役目を終えて閉山となりましたが、鉱物採集や廃墟探検などは根強いファンがおり、最近では金の高騰により砂金掘りまでブームになっています。また、主要な鉱山は産業遺産としての価値も高まっています。
本書では、こうした鉱山のなかから、いま行くべき鉱山30をピックアップし、さまざまな角度から鉱山の楽しみ方をガイドする。
目次
朝島鉱山(岩手県盛岡市)
猫山鉱山(岩手県花巻市)
水沢鉱山(岩手県北上市)
宮鉱山(宮城県刈田郡蔵王町)
温海鉱山(山形県鶴岡市)
滑川鉱山(山形県米沢市)
黒森鉱山(福島県喜多方市)
瀬谷鉱山(茨城県常陸太田市)
篠井鉱山(栃木県宇都宮市)
岩切鉱山(栃木県足利市)
川場鉱山(群馬県利根郡川場村)
戸神鉱山(群馬県沼田市)
龍崖山鉱山(埼玉県飯能市)
沼川鉱山(新潟県岩船郡関川村)
小杉沢鉱山(新潟県五泉市)
小乙鉱山(新潟県加茂市)
蓮華鉱山(新潟県糸魚川市)
遊泉寺鉱山(石川県小松市)
宝鉱山(山梨県都留市)
栗栖鉱山(愛知県犬山市)〔ほか〕
著者等紹介
五十公野裕也[イズミノユウヤ]
1988年山形県天童市生まれ。2016年山形大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。理学博士。日本鉱物科学会員。資源地質学会員。(独)産業技術総合研究所特別研究員、山形大学理学部職員を経て、2023年7月に日本鉱山遺跡研究所を設立。鉱山跡の歴史や魅力を多くの人々に伝えることを目標に独自に鉱山跡の調査・研究活動に取り組んでいる。小学生の頃に鉱山や鉱石に興味を持ち、国内の鉱山跡を約30年以に渡って訪れている。訪れた鉱山数は東北地方を中心に500か所を超え、日本の鉱山にかなり精通している。これまでの実績として山形県と宮城県の鉱山跡の紹介記事を「山形新聞」、「河北新報」にて連載した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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