秘境駅で途方に暮れた

個数:
電子版価格
¥1,870
  • 電子版あり

秘境駅で途方に暮れた

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年08月04日 23時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784802213059
  • NDC分類 686.53
  • Cコード C0026

出版社内容情報

秘境駅探訪がブームになっている。確かに秘境駅は写真の対象として申し分ない。だが、駅の写真だけ撮って終わりというのはあまりにもあじけなくはないか。秘境駅を訪れたら周囲を探索してみよう。

とはいえ、「陸の孤島」とも称される秘境駅のまわりにはなにがあるのだろうか? 「歩いて取材すること」をスタイルとしている紀行エッセイストのカベルナリア吉田氏が秘境駅で降りて歩いてみた。

取り上げるのは北海道から九州までの50あまりの名うての秘境駅。すべて車を使用することなく、列車で訪れて周辺を歩いている。

秘境駅は列車の本数が少なく、降りたら次の列車まで時間があくこともしばしば。だが、駅からどこかに行って時間をつぶすにも、秘境駅は駅からの公共交通がないことがほとんどなので歩くしかない。

「陸の孤島」とも呼ばれる秘境駅のまわりにはなにがあって、どんな人が暮らしているのだろうか……。現場を実際に訪れて歩いてみなければわからない、想像を上回る世界が広がっていた。

内容説明

名だたる秘境駅を列車で訪れ、駅のまわりを歩いてみた。そこにあったのは最果ての寂寥感と旅情だけではない。見えてきたのは「日本の不都合の真実」だった。

目次

JR室蘭本線 小幌駅
JR宗谷本線(前編)名寄発着
JR上越線 土合駅
南海高野線
JR宗谷本線(後編)稚内発着
JR羽越本線
三陸鉄道リアス線/JR八戸線
野岩鉄道/会津鉄道
JR奥羽本線
都心から日帰り秘境駅 箱根登山鉄道/小湊鉄道&いすみ鉄道
JR飯田線
JR芸備線
JR土讃線
JR日豊本線/JR肥薩線

著者等紹介

カベルナリア吉田[CAVERNARIA YOSHIDA]
1965年北海道生まれ、早大卒。雑誌編集者を経て2002年からフリー。沖縄と島をはじめ、日本全国を「自分の足で歩く」旅を重ね、紀行文を発表している。早稲田大学社会人講座で講義も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

85
電車で旅行する習慣がないので、秘境と言われる駅も、沿線もピンとこないが(何故読んだのって言うツッコミはなしで😁)、トラベルライター?の著者が秘境駅を列車で訪れ、周辺を探索してみたルポ。そんなに途方には暮れでない気が😅小幌駅や土合駅のように秘境駅として有名になり利用者が増えたりしてるケース(赤字路線維持に貢献してるのかな)もあるが、基本は生活利用者が減った(いなくなった)路線の、表紙に書いてある不都合な真実が現実なんだろうな。2023/09/03

つちのこ

39
そもそもこの人からは鉄道愛を感じない。粗野な言葉の圧力も節々から臭う。しかし、鉄ヲタではないから逆にマニアックすぎるきらいもなく、見たままのルポになっていることには好感が持てた。秘境駅の予備知識もないまま勢いで突入して行くなかで、少しは思い入れが深まっていったのか、駅を訪問する一部マニアのマナーの悪さやダイヤの問題も訴えている。半年をかけて北海道から九州へ南下していく旅で、どういった基準で目的の路線や駅を選んでいるのか分からないが、手をつけた以上一過性で終わることなく、続編もぜひ期待したい。2023/11/19

おかむら

26
特に鉄道好きではない著者(沖縄とか島方面のトラベルライター)が全国の有名な秘境駅を列車で訪ねるルポ。「秘境駅」って言い始めたのはたぶん牛山さんの「秘境駅へ行こう」って本(2001年)が最初なんだと思うけど、それから20数年、超有名な秘境駅は観光客がこんなに降りる駅になっていたのかー。あとやはりダイヤが1日3本とかのアクセスが異常に悪い駅を訪ねるのは、そしてそこに何も無いわけで、んー時間潰すの大変だわ。列車じゃなくて車で乗り付けて写真だけ撮ってく奴らに悪態をつく著者が楽しい。2023/10/16

とりもり

5
秘境駅ブームの便乗本。でも、鉄道ファンではない立場からの醒めた意見は、現在の秘境駅ブームに対するアンチテーゼとして参考になる。あの狭い小幌駅に大人数が下車してうろつく状況はどう考えても異常。本当にそれが地域活性化になるのか、多少乗る人が増えても、走らせただけ赤字が嵩む路線維持にどれだけ貢献するのか。鉄道は文化なので極力路線を維持して欲しいが、1日上下で3本しか停車しない駅を誰が使うのかとか、考えるべきことは多い。公共交通機関でのマナー低下を含め、意外にも考えさせられることの多い本だった。★★★★☆2023/08/13

Hiroki Nishizumi

4
途方に暮れるような旅がしたい2023/11/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21274353
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品