目次
エアラインが誘う世界地図への旅―まえがきにかえて
01 北アメリカ
02 中・南アメリカ
03 欧州
04 中東・アフリカ
05 アジア
06 大洋州
07 日本
著者等紹介
チャーリィ古庄[チャーリィフルショウ]
1972年東京生まれ。旅客機専門の航空写真家。国内外の航空会社に勤務後、2001年より航空写真家として独立。国内外の航空会社、複数の空港の契約カメラマンとして広報宣伝写真撮影、カメラメーカー主催の航空写真セミナーの講師なども行っている。旅客機が撮れるところなら世界中どこでも撮影に出向き、これまで100を超える国や地域を訪れ、行った空港は500か所以上にものぼる。世界で最も多くの航空会社に搭乗した「ギネス世界記録」を持つほか、軽飛行機とヘリコプターの操縦資格も所持。旅客機関連の著書、写真集は30冊以上。ヘリコプターオーナー。飛行機グッズショップ「フライトショップ・チャーリイズ」オーナー。Canon EOS学園航空写真教室講師。2016年伊勢志摩サミット、2020年G20サミットVIP機公式記録カメラマン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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イロハニ
18
題字の通り世界中の航空各社の地図帳。フラッグキャリアは当然、地域便や貨物便も掲載。コロナ禍、ウクライナも織り込んだ今年早春の初版。その為全世界の地域別状況や国情解説のアップデートも際立つ。そこからは特定地域の混迷や国情による不安、各社の生存競争も垣間見えるが全体の明るいトーンがそれらを中和しており、その解説文もほぼ簡にして潔、我が国航空業界の現状と展望見解も冴える。野次馬的に世界情勢に興味を持つ人やあとは航空ファンにもオススメかな?著者略歴で世界航空各社搭乗数最多の人というギネス記録の紹介が説得力を放つ。2023/07/30
ろべると
8
著者は世界で一番多くの航空会社に登場したとして、ギネスに登録されているそうだ。貨物を含む世界中の航空会社が機体写真とともに紹介されている。昔と違うのは、ナショナルエアラインで廃業に追い込まれた会社の多いこと、LCCの台頭。栄枯盛衰。アメリカの物流拠点が東側にあるのは、1日が早く始まる東部に早く荷物を届けるためというのはなるほどと思った。鉄道マニアでも車両番号に目が行く人はいるが、機体登録番号から所属国を割り出す「エアクラフト・スポッティング」愛好家がいるそうだ。世界中を追いかけるのも楽しいだろうな。 2023/05/05