内容説明
鉄道駅構内で営業する喫茶店、駅カフェ。国鉄末期の余剰人員の受け皿とすべく爆発的に増えたその業態は、都市部はもちろん地方にも数多い。ファストフードである駅そばと違い「時間をゆったりと使う」ことに意味がある喫茶店は、忙しない都市部よりは地方にこそ魅力や意義、特異性が潜んでいるのではないだろうか。本書では終着駅、無人駅、ローカル線に立地する“駅カフェ”を取り上げ、旅情たっぷりに綴っていく。駅構内に駅そば店が存在する意義や特異性を見いだし、鉄道グルメメディアに新ジャンルを確立させてきた筆者が贈る、さいはての駅カフェを巡る冒険譚!
目次
北のさいはて
東のさいはて
津軽のさいはて
三陸のさいはて
東京近郊身近なさいはて
北陸の3つのさいはて
“まん中”のさいはて
大阪近郊身近なさいはて
備後のさいはて
四国のさいはて
西のさいはて
南のさいはて
著者等紹介
鈴木弘毅[スズキヒロキ]
1973年埼玉県生まれ。中央大学文学部卒業。駅そば、道の駅、日帰り温泉など旅にまつわる様々なB級要素を研究し、独自の旅のスタイルを提唱する“旅のスピンオフライター”として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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