出版社内容情報
駕籠や人力車、遊園地の遊具まで、古き良きニッポンののりものをご紹介
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
9
日本の明治から昭和初期・戦前までの、今日では見られない陸海空の「変わった乗り物」を色々網羅している。「日本初の地下鉄」は早川徳次の東京地下鉄道ではなく、東京中央郵便局の地下軌道を挙げている。鉱山鉄道では鉱山用電気機関車をいくつか紹介。工場用の蒸気機関車では無火機関車の図もある。他には、東京名物満員電車・人車軌道・人力車・草創期のオート三輪などもある。トロリーバスでは、戦時中の急ごしらえで作られた名古屋市営トロリーバスが、日本初のトロリーバスである雲雀丘花屋敷と京都市営とともに掲載されている。2022/03/02
遠い日
2
ニッポンのさまざまな乗り物を写真で紹介。約7割は絵はがきだそうです。明治5年頃から昭和19年頃まで、遊園地や乳母車といった「乗り物」まで掲載。時代性とその頃の暮らしを彷彿とさせる乗り物図鑑です。ちょっとタイムトンネルをくぐった感じで、見ているとふわふわする。2022/06/12
kaz
1
レトロな写真が興味深い。駕籠や人力車は驚かないが、昔の連結バスなどは、ちょっと妙。図書館の内容紹介は『明治から昭和にかけてのニッポンは、駕篭や人力車から遊園地の遊具まで、百花繚乱ののりもの天国だった。文明開化以来のニッポンのさまざまなのりものを主に絵はがきを手がかりに探り、その楽しさを紹介する』。 2022/05/01
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