内容説明
ベトナムでの軍事顧問としての任務を終えた、ソ連空軍のマーシャ・カルチェンコ大尉。本土でテスト・パイロットを務めたのも束の間、今度はエジプトに送り込まれることとなる。「大使館員夫人」というニセの立場でエジプトに降り立ったマーシャたちだったが、間もなく、ナセル大統領によるスエズ運河国有化宣言が出されて…。エジプト対英仏&イスラエルのスエズ運河を巡る動乱に、マーシャたちは巻き込まれてしまうのか?イギリスのスパイとのカーチェイス!動き出す第一次大戦期の戦艦!地中海上の航空決戦!そして、まさかの再会…!?マーシャは帝国(主義)の魔手から逃れられるのか!?
著者等紹介
富永浩史[トミナガヒロシ]
埼玉県生まれ。1994年、『死天使は冬至に踊る』で富士見ファンタジア長編小説大賞佳作に入選し作家デビュー。ライトノベル、架空戦記、最近は航空機解説も手がける
速水螺旋人[ハヤミラセンジン]
漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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