内容説明
70年代のアイルランドの田舎。18歳のシーラは夫の暴力に耐えていた。その30年後のダブリン。売春婦がレイプされ、瀕死の状態で保護される。容疑者として、高級コールガール組織のボスの息子マイケルが浮かんだ。29歳の女性弁護士デボラは彼の弁護を引き受ける―なんのつながりもないような二つの物語がやがて一つになり、驚くべき結果が!元女性記者が描いた話題の傑作ミステリー。
著者等紹介
アレン,リズ[アレン,リズ][Allen,Liz]
1969年ダブリンに生まれる。最初の新聞記事をわずか15歳のときに書いた。ダブリンの数社の全国紙で13年間働き、その間、アイルランドの暗黒街や司法制度を主に取材。『最後の真実』は彼女が初めて書いた小説である。現在、ダブリンに夫と娘とともに住む
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