熱血！“タイガー”のファントム物語

戸田 眞一郎【著】/徳永 克彦【特別協力】

イカロス出版（2020/08発売）

• サイズ 46判／ページ数 300p／高さ 19cm
• 商品コード 9784802209021
• NDC分類 398.21
• Cコード C0031

内容説明

モットーは、勇猛果敢・支離滅裂！！ファントムとともに２，５００時間、伝説のＦ‐４ライダー“タイガー”が戦闘機パイロットの日常と非日常を軽快な筆致で描き切る秀作！

目次

ファントムへの熱い想い
猪突猛進、私の訓練生時代
古き良き時代の戦闘機たち
ミッション・インポッシブル！？
脈々と生きる大空の教え
戦闘機パイロットの世界
アクシデントを乗り越えて
ファントムと愉快な仲間たち
あこがれの飛行隊長
リーダーシップ
ファントム・ライダーよもやま話
私のスクランブル人生
巻末特別企画　ＴＩＧＥＲの戦闘機パイロットＱ＆Ａ

著者等紹介

戸田眞一郎［トダシンイチロウ］
昭和２６年４月１日生、高知県出身。昭和４４年４月、航空学生第２５期として航空自衛隊入隊。飛行部隊は第１０飛行隊（Ｆ‐８６Ｆ）、第２０５飛行隊（Ｆ‐１０４）、第３０３飛行隊（Ｆ‐４）を経て、第３０１飛行隊飛行班長（Ｆ‐４）、第３０６飛行隊飛行隊長（Ｆ‐４）を務める。また、空幕副監察官、襟裳分屯基地司令、西部航空方面隊司令部監理監察官、那覇基地副司令等を歴任。総飛行時間約５，３２３．５時間、元１等空佐。平成１９年４月航空自衛隊定年退官。その後、同年４月（株）ＩＨＩに入社し、航空宇宙事業本部調査役、ＩＨＩ相馬技能訓練所所長を務める。平成２６年４月ＩＨＩ退社。現在、つばさ会（空自退職者団体）副会長、翔友会（空自パイロット等ＯＢ会）理事。防災士の資格を持ち行政機関、医療法人、企業等の防災アドバイザーとして幅広く活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[おおやま]

ありがとうファントム！ 世界でこれだけ長くファントムを運用してきたのは日本だけなんだそう。 予算の都合や外交の事情などあるんだろうが、日本人の得意とする技術力の高さで作り上げた改、それを整備する職人たちをはじめ、運用に携わる全ての隊員の安全への意識、どれも我々が世界に誇ることのできるエアマンシップではないだろうか。 著者の熱く燃えたファントム人生が惜しげもなく記されている。 今年度でファントムは飛行を終了する。昼夜問わず日本の空を守り続けた勇姿を感謝の思いで見送りたい。

2020/08/23

[戸田 眞一郎]

皆さんありがとうございます。ｔｇｒ

2021/01/31

[sgtM_teddy]

飛行隊長も務められ、最後は那覇基地副司令で引退されたF4ファントムの名物パイロット戸田”TIGER”眞一郎氏によるファントムや運用する飛行隊、そして隊員さんについて書かれた本。おじいちゃんがおじいちゃんを飛ばすというお孫さんの言葉が胸をうちます。作中ではさらりと書いていますが事故により殉職された隊員さんの事については色々と思う所があるのだろうなと推察されました。作中で引用されている操縦者綱領にかかれている言葉の重さに感じる重みと凄みを感じました。良著でした。※ラストフライトの相棒がDJさんだったとは…

2021/01/24

[ジャガラモガラ]

　ブレの無い生き方が眩しい

2020/12/09