内容説明
秋山教官と美少女戦車兵たちがWW2後の各国戦車を解説する戦後編、第2弾!戦車の母国イギリスは、センチュリオン、チーフテン、チャレンジャー1/2と重装甲・大火力路線を驀進!第二次大戦で苦杯を舐めたフランスは、ARL44、AMX‐13、AMX‐30ルクレールと独自路線を歩む。かつての戦車王国・西ドイツはレオパルト1、レオパルト2を生み出し西側を代表するベストセラー戦車に!またソ連軍の脅威に晒されていた独仏英の機甲部隊の編制、戦術なども詳しく解説。描き下ろしでは「戦車の砲弾と装甲の歴史」と「空飛ぶ戦車」こと攻撃ヘリについて詳解。戦後の英仏独戦車・戦術を網羅した一冊だ!
目次
プロローグ 萌え戦 戦後編2型開始!
第二次世界大戦後のイギリス軍の戦車
第二次世界大戦後のフランス軍の戦車
第二次世界大戦後の西ドイツ軍の戦車
第二次世界大戦後の西ドイツ/ドイツ軍の戦車
「空飛ぶ戦車」攻撃ヘリ
特別描き下ろしマンガ 戦車の砲弾と装甲の歴史
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フロム
6
分厚い装甲の車体の上にクルクル回る大砲を乗っけるだけと言う単純な兵器なのに、お国柄が出ていて面白い。戦勝国たるフランスやイギリス超大国のアメリカが戦車開発においては順調にはいかず迷走し、寧ろ戦敗国のドイツや日本(ただし本著では日本の扱いは無し)手堅く発展してるのが興味深い。 特にドイツなどは戦車開発で最も難しい大砲の自国生産どころかライセンス輸出までしてるのはかつての陸軍大国の面目躍如といった所。2020/05/06
カラヤ3
0
英独仏それぞれのドクトリンにそって戦車も開発される。そのためドクトリンがぶれると開発もぶれて遅れが出てしまうし、開発費用もかさんで結局中止となることも多々あるわけで。ま、その結果が現在の配備状況に表れている。APDSとAPFSDSの違いや、それらの弾芯が装甲を打ち抜く理屈がわかった。2020/02/13
鈴木誠二
0
戦後編は面白いなぁ~小学生の頃、タミヤニュースで確か、戦車の歴史やアメリカ軍などの機甲師団編成の戦後編を連載していたように記憶しているけど、そのときうすぼんやりしていた内容が、おお!こうだったたのか!と再確認&新発見できてで嬉しい限り! あっ、もちろんMC☆あくしずの連載も追いかけてますよ!2019/06/26