出版社内容情報
近年、命の誕生を取り巻く状況が大きく変わり出生数の低下に加え、病院での「無痛分娩」が主流となり、自然に産みたいという数が激減しています。いざ子供がほしいと思っても自然妊娠できず、不妊治療に悩んでいる人がたくさんいます。本書は助産師歴40年、1000人以上の新たな命の誕生に関わってきた著者が、麻酔を使う無痛分娩と会陰切開のリスクや「痛い」イメージのお産とオキシトシンの効果など、現場の知識と知恵を伝えてくれる一冊です。とくに中高生から出産年齢前までの人たちに、「妊娠・出産・子育て」に大切な心とからだの作り方を提案しています。
内容説明
これまで書かれなかった無痛分娩で起こっている現場の状況。その一番の問題点は、オキシトシンを自分で出せないこと!!★安易に麻酔分娩を選ぶ前に、自然分娩の大切なことを考えてみませんか?
目次
1 お産とオキシトシンの関係(性教育とお産;自然のお産は美しい ほか)
2 大変な時代になってきた(お産の現状(病院と助産院)
助産師を目指すMちゃんの物語 ほか)
3 安産と難産(安産と難産;生まれるときのパターンが、人生のリズムとしてパターン化される ほか)
4 心とからだの作り方(からだのメンテナンス;食べ物と細胞 ほか)
5 赤ちゃんの運動と知能発達(赤ちゃんからのからだ作り;少子化について思うこと ほか)
著者等紹介
齊藤純子[サイトウジュンコ]
バースハーモニー美しが丘助産院院長(助産師、保健師、看護師、頭蓋仙骨療法師、ライフエネルギーコーチ)。愛媛県大洲市出身、恵み豊かな自然のなかで育つ。愛媛県立公衆衛生専門学校(現愛媛県立医療技術大学)保健婦助産婦科を卒業後、日本医科大学付属第一、第二病院に勤務。結婚退職し、4人の男の子の出産を経て1999年に開業。自然なお産を探求しつつ、「あなたらしい、しあわせなお産」を実現するために、日夜研鑚している。「助産院バースハーモニー」は2017年に移転、「バースハーモニー美しが丘助産院」として新たにスタートした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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