出版社内容情報
家業は靴磨き、職業は画家。
東京の玄関口、東京駅丸の内北口で50年以上にわたり、現在も靴磨きをしているパブロ賢次さん。
靴磨きの合間をみてはヨーロッパの巨匠画家たちを訪ね、絵を描いて来た。
日本一の「靴磨きの極意」と、パブロ・ピカソにあやかる画家の信条は「見えない物を描く!」ことが満載です。
読売新聞のコラム連載やNHK「ラジオ深夜便」で取り上げられて、今や東京駅丸の内北口は、靴磨きのパワースポットである。
目次
序章 靴磨き創業七五年
第1章 何故、日本一の靴磨きなのか
第2章 靴磨きの極意
第3章 靴磨きがくれた出会い
ギャラリー パブロ賢次・作品集
第4章 画家から見た巨匠たち
第5章 目に見えないものを描く
第6章 どう絵を描くか 実践論
最終章 二人の師匠
著者等紹介
パブロ賢治[パブロケンジ]
1950年茨城県笠間市生まれ。68年千葉県立東葛飾高等学校卒。この頃から家業の靴磨きを始める。76年明治大学法学部卒、78年早稲田大学第二文学部美術科卒、学芸員資格取得。同年武蔵野美術短期大学入学。1983年、光風会展奨励賞受賞。2000年北区美術展にて優秀賞受賞。09年第39回双樹展で三浦千三賞受賞。14年揮光会創立。藤本東一良、桐野江節雄に師事。現在早稲田大学美術史学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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