名古屋市営交通の100年―市電から市バス、そして地下鉄へ

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名古屋市営交通の100年―市電から市バス、そして地下鉄へ

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  • サイズ B5判/ページ数 352p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784802133401
  • NDC分類 686.215
  • Cコード C0026

出版社内容情報

地下鉄、バスなど、名古屋市の都市交通を担う名古屋市交通局は、2022(令和4)年8月1日に創立100周年を迎える。路面電車を運行していた名鉄の前身である名古屋電気鉄道から事業を引き継いでの創業で、名古屋市では電気局を創立して運行にあたった。その後、1930(昭和5)年2月にはバスの営業を始め、1957(昭和32)年11月にはわが国3番 目の地下鉄が営業を開始した。この間、終戦直後 の1945(昭和20)年9月には電気局を交通局と改称し、都市規模の拡大にあわせて市内全域に路線をめぐらせ、市民の足を担ってきた。1974(昭和49)年3月には、77年にわたり運行してきた路面電車を廃止している。
本書は、こうした名古屋市交通局の歴史を、その前身である名古屋電気鉄道の時代から、 路面電車、地下鉄、バスと、終戦前後に一時的に運行した無軌条電車(トロリーバス)にわけて紹介。記述は車両や運行など趣味色を強く押し出しているが、名古 屋の都市交通史としてもご覧いただけるよう、資料的にも充実。

目次

第1章 名古屋市交通局前史(名古屋における鉄道の始まり;市街地交通機関の計画 ほか)
第2章 路面電車事業(名古屋市電気局の誕生;戦前の最盛期と戦時輸送 ほか)
第3章 高速度鉄道(地下鉄)事業(戦前の計画;戦後の計画 ほか)
第4章 自動車運送事業(戦前のバス事業;戦後の市バスの発展 ほか)
第5章 無軌条電車(無軌条電車とは;名古屋の無軌条電車 ほか)

著者等紹介

服部重敬[ハットリシゲノリ]
1954年名古屋市生まれ。NPO法人名古屋レール・アーカイブス設立発起人のひとりで現在4代目理事長、一般財団法人地域公共交通総合研究所研究員。1980年代にまちづくりにおける軌道系交通のあり方に関心を持ち、世界の都市交通の調査・研究を進め、次世代型路面電車(LRT)の動向を中心に、寄稿、講演などを通じて各方面に情報を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えすてい

7
今日 #2022年8月8日 は、 #市営交通100周年 記念の #まるはちの日 。運行開始前に発売されたこの本には記載・掲載はないが、8月1日から運行開始の東山線黄電と今日から運行開始の名城線黄電に乗れた。東山線の方は5000形のスタイルの方針を受け継いでいる5050形なので250形を彷彿とさせる。名城線の方は紫色の帯がやや目立たないような気もする。2000形後期車の紫色よりも「淡い」感じだ。デザイン博前の1000形の紫色を再現したのだろうけど、もう少し濃かったような気もする。2022/08/08

えすてい

6
本日 #2022年8月1日 は、#名古屋市営交通100周年 の記念日である。車両趣味や貴重な資料、コレクションとして、懐かしい車両や風景が満載である。誤記誤字脱字もあちこちに見られるが名古屋レールアーカイブスの本では珍しく市バスも充実。型式や懐かしカラーを思い出さずにはいられない。トロリーバスは章のタイトルを含めて合計5ページしかないが名古屋レールアーカイブスでも資料やコレクションが少ないのだろうか。戦中の急ごしらえで7年間しかなかったのだから資料が少ないのはやむを得ない。跡地を走る市バス吹上11に乗車。2022/08/01

えすてい

5
公営交通の車両は、「進取の気勢に富む」が見られた。特に路面電車やバスでは、新技術を国産技術のデモンストレーション・福祉・環境面から、民間に先んじて盛んに取り入れていた。メーカー側も公営だからこそ民間よりもリスク対応が取りやすかったのものあるのだろう。しかし、2000年代後半以降は相対的に見て必ずしも公営が民間に先んじるとは限らなくなり、むしろ民間が公営に先んじたり、公営が「保守化」しつつあるのも否めない。しかし、公営交通には地域の福祉を守らなければならない使命がある。名古屋はまだまだ公営志向が根強い。2022/08/10

えすてい

5
東山線200形・600形というのはどの文献でも「地味な扱い」である。交通局の公式資料でもあまり大きく取り上げられない車両だ。やはり製造数が少なかったためだろうか。2編成のみの存在で両方とも4両ずつしか製造されず、後に700形を増結して東山線で最も凸凹な組成となった200形編成。100形が市電無音電車の地下鉄版のメカニズムだったのに対し、200形は市電から脱却し地下鉄独自仕様に「進化していく」。市電の赤字が年々増えていき地下鉄の時代へ入った時の車両なので、もっと注目されてもいいと思うのだが。2022/08/07

えすてい

5
1970年12月当時の市バス系統図。数多の系統が名駅と栄に集中し、中には郊外の一部区間だけ地下鉄の走ってないところを走り、一度地下鉄に合流すると残りの走行ルートの大半が地下鉄と並走している系統も多々ある。それに市電のルートと市バスのルートが完全にダブってるところが大半。まだ市バスの地下鉄フィーダーへの位置づけが決定づけられる前の事なので、こういうのは当時としては当たり前の系統設定だたのだろう。しかし、同じルートに地下鉄も市電も市バスも重なるのは非効率であり、財政再建を余儀なくされる。2022/08/05

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