目次
1章 戦前(合併前)の貨物輸送
2章 戦中・戦後の貨物輸送(白井昭の貨物メモ)
3章 戦後の貨物輸送
4章 荷物列車
5章 貨物列車の終焉
6章 機関車
7章 貨車
8章 資料編
著者等紹介
清水武[シミズタケシ]
昭和15年岐阜県生まれ、慶應義塾大学法学部卒業。昭和39年に名古屋鉄道入社。鉄道部門に従事。定年退職後は鉄道誌への寄稿、著書多数。慶應義塾大学鉄研三田会会員。鉄道友の会会員
田中義人[タナカヨシヒト]
昭和25年愛知県生まれ。名古屋大学工学部卒業。昭和49年に名古屋鉄道入社、主に車両関係の仕事を担当。定年退職後の5年間は「名鉄資料館」勤務。名古屋レール・アーカイブス会員。鉄道友の会会員
澤内一晃[サワウチカズアキ]
昭和47年東京都生まれ。立正大学大学院文学研究科史学専攻修了後、数館を経て神奈川県内の自治体文書館に勤務。本務の傍らで鉄道誌への寄稿多数。鉄道友の会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えすてい
6
名鉄の貨物輸送は築港線を除き1984年1月1日で廃止すれたが、かつては膨大な貨物輸送ネットワークも構築していた。ただ、東武鉄道などと異なり、輸送単位は小さく、機関車も小型が多く、支線やローカル線では電動貨車による輸送もあった。それでも米軍から払い下げられた電気式ディーゼル機関車8500形も活躍するなどバラエティーには富んでいた。オート三輪から貨車の積み換えが時代を感じる。名古屋市電の廃車になったニ軸単車を豊橋鉄道市内線に譲渡するのも名鉄の「甲種輸送」なのも貴重な記録だ。名鉄は今も電気機関車を所有している。2021/08/16
kaz
1
馴染みのないエリアでもあり、昔のモノクロ、かつ比較的小型に見える蒸気機関車等の写真を眺めて楽しむといった程度。図書館の内容紹介は『民営鉄道としては3番目の営業キロを誇り120年の歴史を持つ、中京圏における最大手の私鉄名古屋鉄道の貨物輸送に焦点を絞って、その歴史をまとめる。写真も豊富に収録する』。2022/02/05