内容説明
懐かしい「昭和の時代」にタイムトリップ。
目次
6系統(渋谷駅前~汐留)
7系統(品川駅前~四谷三丁目)
8系統(中目黒~築地)
9系統(渋谷駅前~浜町中ノ橋)
10系統(渋谷駅前~須田町)
著者等紹介
三好好三[ミヨシヨシゾウ]
1937(昭和12)年12月、東京市世田谷区豪徳寺生れ。1950(昭和25)年9月以降は武蔵野市吉祥寺、1981(昭和56)年9月以降は小金井市に居住。国学院大学文学部卒、高校教諭を経て鉄道読み物執筆を続ける。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えすてい
6
都電には循環系統がなかった。神戸・京都・横浜には循環系統が多数あり、特に京都の場合は碁盤目の道路配置から循環系統が作りやすかった。名古屋は3系統の1本だけが循環だったが存在してた。東京は家康によって江戸の堀割と町割りを蝸牛状にして攻め込まれにくくし、さらに山手線の西半分のエリアは起伏も激しく、カーブの多い線形かつ循環系統の作りにくい地形で、乗車場所から目的地まで一本で行けるようなのが好まれたという。これが東京で発達した地下鉄と他社線の相互直通運転にも通じるという。そんな趣旨のコラムがある。2020/04/21
kaz
0
昭和40年代初めくらいまでの東京の風景。都電そのものよりも、当時の街並み、自動車、服装等の方が楽しめる。麻布や青山あたりの生活感が、今とはまるで異なる。ビルの上の看板も、昔、映画で観たというようなものが多く、面白い。 2020/07/24