出版社内容情報
家族や配偶者などの「大切な人」が、突然認知症と診断されたらパニックになるかもしれません。本書は、認知症になると起こること、最初に手をつけるべき手続き、患者本人との接し方、本格的な介護生活への備えまでを、イラストや図を用いて、わかりやすく解説します。だれしもが認知症になる可能性があり、恐れる必要はありません。不安を解消し、心の準備と覚悟ができる一冊です。
内容説明
家族が認知症と診断されたら、不安になると思いますが何が起こるのかを知って準備すれば、必要以上に恐れることはありません。本書は、アルツハイマー型認知症を患った家族の介護を経験し、さらに患者本人や家族への取材経験も豊富なルポライターが、必要な手続きや患者との接し方、介護施設の選び方などを紹介します。
目次
1 大切な人が認知症かもしれないと思ったら(「家族が認知症」を隠さず、まずは事実を受け入れる;もの忘れと認知症のちがいと見分け方 ほか)
2 パニックにならないため、まず手をつけること(“フローチャートでわかる!”認知症と診断されてから1年以内にやるべきこと;認知症がどう進行するのかを知る ほか)
3 認知症患者との向き合い方(認知症患者への日ごろの接し方と声かけ;パニック時の接し方と声かけ ほか)
4 介護生活の進め方(“フローチャートでわかる!”認知症の介護がはじまったらやるべきこと;家族内の役割分担を明確にする ほか)
5 進行にともなうシフトチェンジ(「介護離婚」を避けるため心得ておくべきこと;施設介護に移行するタイミングを見極める ほか)
著者等紹介
山村基毅[ヤマムラモトキ]
1960(昭和35)年生まれ。北海道苫小牧市出身。獨協大学外国語学部卒業。ルポライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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