竹書房文庫<br> 呪いのウサギ

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竹書房文庫
呪いのウサギ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801947412
  • NDC分類 929.13
  • Cコード C0197

出版社内容情報

美しい破滅に導いてくれるもの

呪いのウサギはかじってくれる。
排泄物は話しかけてくれる。
キツネは黄金の血を流してくれる。

ライバル会社の策略によって自殺に追い込まれた親友。呪物を作る一族の男が復讐のために作ったウサギは、ライバル会社のすべてをかじり尽くしていく。
哀しき復讐譚の表題作をはじめ、排泄物が意志を持ち話しかけてくる「頭」、避妊薬を飲み続けた副作用で妊娠した女性が父親候補を探す「月のもの」、パートナー・ロボットとの奇妙な関係性を描く「さようなら、【愛/いと】しい人」、黄金の血を流すキツネによって大儲けした男の生涯「【罠/わな】」、ビルを購入した若い夫婦が次々とトラブルに襲われる「楽しい我が家」など。
孤独に寄りそってくれる“恐怖”と、その先に待つ美しく甘美な破滅を描いた、韓国の奇才による異色短篇集。国際ブッカー賞最終候補作。
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【目次】

内容説明

親友がライバル会社の策略によって自殺に追い込まれた。呪物を作る一族の男が復讐のために作ったウサギは、ライバル会社のすべてをかじり尽くしていく。哀しき復讐譚の表題作をはじめ、排泄物が意志を持ち話しかけてくる「頭」、避妊薬を飲み続けた副作用で妊娠した女性が父親候補を探す「月のもの」、パートナー・ロボットとの奇妙な関係性を描く「さようなら、愛しい人」、黄金の血を流すキツネによって大儲けした男の生涯「罠」、ビルを購入した若い夫婦が次々とトラブルに襲われる「楽しい我が家」など。孤独に寄りそってくれる“恐怖”と、その先に待つ美しく甘美な破滅を描いた、韓国の奇才による異色短篇集。国際ブッカー賞最終候補作。

著者等紹介

チョンボラ[チョンボラ]
チョン・ボラはロシア語とポーランド語の現代文学作品を韓国語に翻訳し、主に奇想小説を執筆している。彼女の作品の中でも短編集『呪いのウサギ』は2022年に国際ブッカー賞の最終候補作に選ばれ、2023年には全米図書賞の最強候補作となった。また短篇集『あなたのユートピア』は、2025年にフィリップ・K・ディック賞の候補作にノミネートされている

関谷敦子[セキヤアツコ]
英・韓・日翻訳者。英国留学時に韓国人クラスメイトから投げかけられた言葉がきっかけで、のちに韓国語を学ぶ。字幕翻訳を中心として、出版翻訳にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘラジカ

38
SFやホラー、不条理劇から寓話的ファンタジーまで、多彩な短篇集である。全作品に共通するのは読後の何とも言えない鈍色の感情。それぞれが「怖い」「切ない」「寂しい」「虚しい」といった後味があるなかで、その全てに混じっている独特の風味があり、露骨な”毒素”ではないからこそ単なるホラ話で終わらない重みがある。一見するとありがちな短篇集に思えるところ、国際的にも高く評価された理由もよく分かる短篇集だ。収録作では「月のもの」と「風と砂の支配者」がとても好き。2025/12/02

Nishiumi

21
現代を舞台にした、ダークな童話集。復讐譚が多いが、復讐を果たしても心がスッキリすることはなく、寂寥感だけが胸に残る。「本来、世界は寂しさに満ちていて、すべての存在は孤独」という筆者の世界観が根底にあるのだろう。「月のもの」「楽しい我が家」「再会」が特に好き。人は生きるか死ぬかのトラウマを体験すると、そのストレスから解放されてもなお、当時唯一意味のあった行動を繰り返してしまう、という話が痛々しく、戦争体験の残酷さを別の形で知った。2026/01/16

lisa

16
装丁の素晴らしさとタイトル、韓国人作家の異色短編集というだけで絶対面白い、と購入した作品集。結果、思った通りの面白さで一編終わる度に溜息が溢れた。人間や生き物の醜さや物悲しさ、生と死を表す作品が多く、残酷な描写もある中で言葉の美しさが際立っておりぐいぐいと最後まで読まされた。ホラー、SF、ファンタジー、様々な綺譚集で胸が悪くなる作品もあったけれど最後まで満足して読了。冷たい指、月のもの、が好き。2025/12/21

いづもげ

9
いわゆる異色短編集。ファンタジーっぽいものから、SF、ホラーまで多種多様の10編。揃いも揃って救いのない展開が癖になります。好みの話は『月のもの』『傷痕』『風と砂の支配者』。特に『月のもの』は、異色短編集とはまさにこういうものだ、という狂おしい世界感が魅力的でした。たまにはこういうのも良いですね。2026/01/31

ふるい

7
現代韓国だったりファンタジーだったり。どの物語にも引き込まれた。特に「月のもの」「罠」「楽しい我が家」がお気に入り。すごく好みの作風だったので、著者略歴にある短篇集『あなたのユートピア』も邦訳を期待したい。2026/01/20

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