出版社内容情報
話題沸騰のロマンタジー、待望の日本上陸。
運命の恋と宮廷の命運を懸けた激闘が今、幕を開ける!
〈七つの大罪〉をつかさどる王子たちが潜むと噂される、霧深き街ウェイヴァリー・グリーン。そこでは闇取引が横行し、魔力をもつ品や呪われた品々が息づいている。この街に暮らす人間(モータル)たちは、説明のつかないできごとをいくつも目にしながらも、その真相には気づかずにいる。だが、その裏では人間界で知られる由もない、危険な遊戯――命を懸けたゲーム――がひそかにくり広げられていた。
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この街に暮らす人間(モータル)のひとり、有名女性画家カミラは、生計を立てるため過去に描いた贋作を盾に脅迫され、生きるすべを探していた。そんな彼女の前に現れたのは、謎めいた美貌の男性エンヴィ。
本来交わるはずのなかったふたりの出会いが、やがて魔界と人間界の運命を揺るがす――。
抗えぬ欲望と宿命が交錯する、ダークでドラマティックなロマンタジーの幕開け。
【目次】
内容説明
〈七つの大罪〉をつかさどる王子たちが潜むとひそかに囁かれる街、ウェイバリーグリーン。魔法の存在が噂され、呪われた物体に関われば破滅するとも言われるこの街で、有名女性画家カミラは過去に描いた贋作を盾に脅されていた。そんなある日、彼女のもとを訪れたのは、謎めいた美貌の男性エンヴィ。彼はカミラに、呪われた物体のうちでももっとも危険とされる「呪われし玉座」の絵を依頼する。カミラは依頼を断り、この危険な香りのする彼に惹かれまいとするのだが…。エンヴィは魔界で崩壊寸前の宮廷を救うべく、過酷なゲームに身を投じていた。やがてふたりは、魔界と人間界の運命を揺るがす危険な陰謀へと巻き込まれていく―。世界を魅了したロマンタジー、待望の邦訳化!
著者等紹介
マニスカルコ,ケリー[マニスカルコ,ケリー] [Maniscalco,Kerri]
ニューヨーク市郊外のやや幽霊屋敷めいた家で育ち、そこでゴシック世界に魅了されるようになった。〈ニューヨーク・タイムズ〉ベストセラーリストでは『Stalking Jack the Ripper』シリーズと『Kingdom of the Wicked』シリーズで一位を獲得。本書で成人向け小説デビューを飾った。本作「Throne of the Fallen」は、書評サイトGoodreadsで「読者のお気に入りのロマンタジー」部門2023に選出
入間眞[イルマシン]
翻訳家・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆのん
りらこ
📖®書店員🍵