出版社内容情報
大阪桐蔭撃破!
星稜戦9回裏8点差からの大逆転サヨナラ負け。
悪夢のような歴史的敗戦を乗り越えた先に、
92球完封で大阪桐蔭を下す歴史的勝利があった。
雑草は何度踏まれても再び立ち上がる!
気持ちで負けずに心で勝つ!
草魂と心勝の指導論!
?著者は、以下のように述べています。
甲子園を目前にしながらも襲ってきた悪夢のような歴史的敗戦は、私たちにとっては信じられない、受け入れたくない出来事でした。しかし、私たちはこの「大逆転負け」から目を背けることなく、それを報じた新聞パネルを練習場に毎日掲示して、この10年間を過ごしてきました。9回裏に9失点した理由は何なのか。私たちは、野球の技術向上はもちろん、心の強化にも焦点を当てて「山ラン」「27アウトノック」「泥練」「雪練」といった独自メニューのほか、「小松大谷オリジナル野球手帳」を作って自己管理するなど、選手とともに試行錯誤を続けてきました。
そうして生まれた2024年のチームスローガンは、「心勝~再甲の舞台で~」でした。これは文字通り「進化して心で勝つ~最高の舞台である甲子園に再び立とう」という意味ですが、「大逆転負け」からちょうど10年目の大阪桐蔭戦勝利は、心で勝つ「心勝」の延長線上にあったといえるのかもしれません――本文より
内容説明
大阪桐蔭撃破!星稜戦9回裏8点差からの大逆転サヨナラ負け…悪夢のような歴史的敗戦を乗り越えた先に、92球完封で大阪桐蔭を下す歴史的勝利があった―雑草は何度踏まれても再び立ち上がる!草魂の指導論!
目次
第1章 雑草軍団による下克上 明豊、大阪桐蔭という超強豪校を次々に撃破
第2章 世紀の大逆転負け 星稜との歴史的な敗戦を乗り越えて生まれたもの
第3章 指導者としてのルーツ 失敗から多くを学んだ私の野球人生
第4章 「草魂」が指導の根幹 雑草は何度踏まれても、再び立ち上がる
第5章 小松大谷の取り組み 「山ラン」「泥練」「雪練」「ひとり会社訪問」ほか
第6章 気持ちで負けずに心で勝つ 「甲子園優勝」という大目標を成し遂げるために
著者等紹介
西野貴裕[ニシノタカヒロ]
1975年6月28日、石川県小松市生まれ。小松大谷(当時・北陸大谷)では1年春からベンチ入り。エース格としてマウンドに立ち、1991年夏の石川大会決勝では当時2年生だった星稜・松井秀喜氏と対戦した経験を持つ。高校卒業後に社会人・伏木海陸運送(富山)で4年間プレー。1994年にはU21日本代表選考会(JOCジュニアオリンピック選考会)にも参加した。2002年からコマニー軟式野球部(石川)でプレーし、2009年の天皇賜杯全国軟式野球大会で準優勝。2024年夏は甲子園1回戦で明豊、2回戦で大阪桐蔭に勝利して旋風を巻き起こす。同年の国民スポーツ大会では準優勝を飾った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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