出版社内容情報
「僕は、きみといるときの自分が、一番好きなんだ」
女嫌いの美貌の公子×本を愛して止まない子爵令嬢
公子様あなたプレイボーイなのでは!?生涯独身のはずの子爵令嬢は何故かハイスぺ公子に溺愛されてます!!!
本好きな図書館司書の子爵令嬢モニカは、
様々な女性と噂がある美貌の公子アルフォンスが実は女性が嫌いな事に気づいてしまう。
女性を知らない彼は
「きみで、卒業するのもありかもね」
と王宮図書館の出入りと引き替えにモニカで童貞卒業を持ちかける。
モニカはそれに応え、
彼と甘く優しい一夜を過した。
あれは練習だったと割り切ろうとしたが彼の事が忘れられないモニカ。
そんな時帝国から公子の妃候補がやってきたと聞いて!?
内容説明
生涯独身のはずの子爵令嬢はなぜかハイズペ公子に溺愛されてます!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっきぃ
10
本が大好きで家のためにもと大好きな本に囲まれる図書館で働いているモニカ。困った利用者から助けてくれたのは公子であるアルフォンス。女遊びが激しいと噂のキラキラしたアルと仲良くなったモニカが、アルに童貞と女嫌いを告白され、そのあとに題名のセリフを言われる。題名のせいかもしれないけど、おまえって呼ぶのがなんかイメージに合わないし嫌だった。その後きみになるし。モニカは頑張りやさん。皇女様はほんと浅はか。双子は可愛い。スピンオフの話はうっすら覚えてるけど、アルが出てきたのはぜんぜん忘れてる。2025/01/10
ルーシー
5
本好きが高じて幼い頃から独身宣言をして司書になった子爵令嬢と女性との噂が絶えない美貌の公子とのお話。憧れの王立図書館の出入り許可と引き換えに実は女嫌いだった公子のDT卒業を引き受けたヒロインは一夜を過ごした後、自分の気持ちに気づいて…。 元気な双子の妹姫が可愛い。 2024/12/26
ぽんぽこ
3
「図書館は本を収蔵している場所では無い。どんな身なりの人がいても、図書館というのはすべてを受け入れる懐の深さがあるのだ」図書館の元司書としてこよ言葉は全力同意。図書館はただの貸本屋ではないけれど、貸本屋として使ってくれる人も大切な利用者。利用者を大切にしているモニカはとても良い司書だし、良い女だと思いました。地に足ついた女性は本当に魅力的です。そりゃアルフォンスも惚れますわ。2025/02/22