出版社内容情報
その禍々しさに誰もが口を噤む!
「なにがあっても絶対に入ってはいけない!」
家の庭の片隅にある〈じごく〉と呼ばれる場所。
誰も教えてくれない絶対禁忌の謂われとは―― 「地獄の庭」より
どの話も禍々しく、奇しく、なんとも得体が知れない──怪談イベントなどで黒木あるじが取材してきた多くの怪談の中からさらに不穏な話を選りすぐり収録。
・旧家である実家の庭の片隅でいったい何があったのか「地獄の庭」
・一緒に写っている者の正体とは…「卒業写真のあの人は」
・後輩に誘われて行った店の奇妙な違和感「よくない店」
・子供の頃に拾った猫、ちょっと変で…「むかで猫のムム」
・迷信嫌いの父親が、あの話をした日のこと「月と人魂」
・兄弟喧嘩のはざまに得た恐怖のわけ「あの日の喧嘩」など48編。
どの話からも滲むのは不穏な気配、思わず出る身震いを愉しんでほしい。
内容説明
どの話も禍々しく、奇しく、なんとも得体が知れない―怪談イベントなどで黒木あるじが取材してきた多くの怪談の中からさらに不穏な話を選りすぐり収録。旧家である実家の庭の片隅でいったい何があったのか「地獄の庭」、一緒に写っている者の正体とは…「卒業写真のあの人は」、後輩に誘われて行った店の奇妙な違和感「よくない店」、子供の頃に拾った猫、ちょっと変で…「むかで猫のムム」、迷信嫌いの父親が、あの話をした日のこと「月と人魂」、兄弟喧嘩のはざまに得た恐怖のわけ「あの日の喧嘩」など48編。どの話からも滲むのは不穏な気配、思わず出る身震いを愉しんでほしい。
目次
顔刀
地獄の庭
会いたいあの人
死ぬ前
ぬすみいなり
のこびき
おたんじょう
墓のなか
第八防空壕
二秒チェック
チカちゃん
卒業写真のあの人は
わるいこ
にえがやける
すずなり
やまかくし
寺電
空いた座布団
全滅
黒神〔ほか〕
著者等紹介
黒木あるじ[クロキアルジ]
『怪談実話 震』で単著デビュー。小田イ輔やムラシタショウイチなど新たな書き手の発掘にも精力的(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。