竹書房怪談文庫<br> 怪の帖 美喰礼賛

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竹書房怪談文庫
怪の帖 美喰礼賛

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801941076
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「食」に纏わる怪異と不気味な体験を丹念に取材して纏めた怪談集!

【インテラート】
それは、ある店のパスタ料理の名前である。
メニューにはない。作り方も不明。
ただその「存在」だけが伝わる謎のパスタ。
それを注文をする客が来た時、恐怖は頂点に達する……
「その店のパスタ」より

酒、肉、魚、主食、甘味、どれも後味最恐。
食に纏わる奇聞奇譚、恐怖のフルコースを召し上がれ!


【酒】内側から音がなる酒壺。蛇神が宿っているというが真相は…
【前菜】食すと己の名前が消え別人になってしまうゼリー寄せ
【主食】おにぎりに混入する紙片に書かれた恐ろしき言葉の意味
【スープ】ある日突然届く不気味な招待状「おばさまのスチウをどうぞ」
【魚】初夏に釣れてしまう双頭の魚。サワリから逃れる方法とは…
【肉】廃ビルの食卓に置かれた生肉とそれを囲んで座るゴミ袋の怪
【甘味】夢に中に出てくるかき氷の屋台。黒い蜜が掛けられると…。
【カフェ】山間の古い自販機から出てきた不気味な缶と聞こえた声
他、胸やけ必至の「不穏で」「奇妙で」「心底恐ろしい」フルコース全35品!

(収録話)
◆アペリティフ~酒に纏わる奇譚
「酒壺の蛇」「バッカスの日」ほか

◆オードブル~前菜と軽食に纏わる奇譚
「厭な小鉢」「枝豆ミラクル」ほか

◆パン~主食に纏わる奇譚
「馬頭そば」「米湧き仏」ほか

◆ポタージュ~スープに纏わる奇譚
「おばさまのシチュー」ほか

◆ポワソン~魚に纏わる奇譚
「供物の部屋」「竜宮の遣い」ほか

◆ヴィアンド~肉に纏わる奇譚
「子豚の末路」ほか

◆デセール~甘味に纏わる奇譚
「赤い綿あめ」「夢氷」ほか

◆カフェ~飲み物に纏わる奇譚
「私の好きなジュース」ほか
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内容説明

「食」に纏わる怪異と不気味な体験を丹念に取材して纏めた怪談集。胸やけ必至の不穏で奇妙で心底恐ろしいフルコース全35品!

目次

アペリティフ―酒にまつわる奇譚
オードブル―前菜と軽食にまつわる奇譚
パン―主食にまつわる奇譚
ポタージュ―スープにまつわる奇譚
ポワソン―魚にまつわる奇譚
ヴィアンド―肉にまつわる奇譚
デセール―甘味にまつわる奇譚
カフェ―飲み物にまつわる奇譚

著者等紹介

宿屋ヒルベルト[ヤドヤヒルベルト]
体重100キロ超級の食いしん坊。北海道出身。本職は文芸編集者。元は仕事でのリサーチで怪談の蒐集を始める。2022年9月に「ごぞぱしかり棒」で怪談マンスリーコンテスト最恐賞を受賞したのをきっかけに本格的に執筆を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

26
怪談フルコース。 まとめ方が上手いというか読みやすかった。トマトは未だに食べられません(笑)2024/09/16

eyemu

13
食に関する怪談をフルコースになぞらえて、まとめてあって面白かった。こういうまとめ方が好き。 因みに大好きなものが食べられなくなったらどうしようと思いながら読み進めていたけど、「うわ!こんな話読んだら、もうあれ食べられないよ!」みたいにリアルな表現の入っている話はは無かった。 (私が鈍感なだけかも知れない?) 帯裏で食いしん坊っておっしゃっている著者さんの配慮なのかな?ちょっと心が温かくなるような話が多かった気がする。 ただ、私はトマトはもう食べたくないかも知れない。 元から好きじゃないけどね!2024/09/09

qoop

8
飲食にまつわる怪異を集めた実話怪談集。フレンチのコースに準えた章立てには感心させられる。展開に隙のない〈音速ピザまん〉、民話のようだが現代的な仕上がりの〈米湧き仏〉、ある意味民話的な怖さを味わう〈おばさまのシチュー〉、日常を歪ませる〈竜宮の使い〉、情報の少なさゆえの不穏さを味わう〈お母さんデリバリー〉など。2024/09/01

XX

6
料理のフルコースに模されていて、最初はショートショートのような奇妙な軽い話から段々と重量感を増すような構成になっている。だからやはりメインデッシュの「ヴィアンド」の章が最も不穏な感じ。異世界系・ヒトコワ系の話も多く、後味が悪い話はたいていヒトコワだった。その後が気になったのは「その店のパスタ」と「お母さんデリバリー」。伯父さんもお母さんも亡くなってしまう前に話者にもっと話しておくべきことがあったのではないか。2025/05/16

こまいぬ

6
面白かった。食べ物飲み物にまつわる怪談集。コース仕立てになっていて、コラムも挟まっていたり、楽しく読み終える。なんかよくわからない肉とか怪しい魚とか、夢の中の黒いかき氷とか、うすきみの悪い話もあったけど。読み終えてみて強い印象に残るのはおばあちゃんに食べさせてあげたかったばしゅしゅ、あのときのいい匂いのパン(よかったね!)、おまつりに混ざっていたこどもの神様、大好きなスポドリといった優しい話だった。2024/09/09

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