出版社内容情報
夏の甲子園出場全国最多の北海高校を、26年間に渡って率いる指揮官が悟った、地方大会と甲子園における戦い方の違いとは?
内容説明
負けて学び、勝っても謙虚に。全国最多、夏の甲子園40回出場を誇る北海。北海道の厳しい冬と単調な練習を、「我慢強さ」と「根性」で乗り越えて「勝利への執念」を育んでいき、「勝負史上主義」で目指す、悲願の日本一!
目次
第1章 北海道の高校野球と北海の歩み―なぜ私たちは、夏に強いのか?(北海の歴史;南北海道の高校野球の変遷 ほか)
第2章 野球との出会いから北海の監督になるまで―U‐18侍ジャパンのコーチで学んだこと(夏は野球、冬はスケートの幼少期;野球に専念するため、親元を離れて北海に入学 ほか)
第3章 不易流行によるチーム作り―臨機応変と「勝負至上主義」が根幹にある私の指導論(指導方針の根幹は「不易流行」;指導者としての私の考え「10のポイント」 ほか)
第4章 北海の野球と練習法―私たちは長い冬をいかに過ごし、心身を鍛えているのか(野球部のスタッフ/部員数と施設・設備;シーズン中とシーズンオフのスケジュールと練習内容 ほか)
第5章 悲願の日本一を目指して―これからの北海、これからの高校野球(これからの高校野球を考える―競技人口の減少を食い止めるには;チームの中で生きる術を学ぶ―高校野球は全員野球 ほか)
著者等紹介
平川敦[ヒラカワオサム]
1971年4月6日生まれ、北海道根室市出身。北海現役時代には、控え投手として3年夏(1989年)に甲子園出場。北海学園大在学時の1990年4月から北海のコーチを務め、大学卒業後は2年半の百貨店勤務を経験する。その後、1997年秋に北海の監督に就任。守備に重点を置く野球で、北海を常勝軍団に育て上げる。2016年夏の甲子園では、初戦(2回戦)で松山聖陵にサヨナラ勝ちを収め、監督として夏の甲子園での初勝利を飾ると、強豪校を次々に倒して決勝まで勝ち上がり準優勝を記録。監督就任以降、春3回、夏8回の甲子園出場。社会科教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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