出版社内容情報
魂の真ん中へ、ドスンと恐怖。
最も遠きモノが奏でる共鳴と不協和音。最恐の化学反応!
ある精神科医の話。
「蛇神の祟りさ、女は顎を外して鶏の生肉を丸呑みに…」
――「蛇怨」営業のK
ある救急医の話。
「人間のゴッタ煮、うちの足……戻してくだぁせと声が」
――「火袋」多故くらら
霊と鬼。阿と吽。営業のKと多故くらら。
正反対にあるものがぶつかり、時に混ざり合うことで生まれる極上の恐怖世界。
道に突如現れる正円の黒い水たまりの底にいる女…「水たまり」(営業のK)
赤腹イモリを祀る奇怪な集落…「蟲の地」(多故くらら)
母を殺したクマの肉を食べた娘の悪夢…「獣害」(営業のK)
亡霊の予言を戴き繁栄してきた一族の闇…「家奴」(多故くらら)
雪山の谷底を通る亡者の道…「クレバス」(営業のK)
花が黒く枯れる忌み地の花壇の禍々しき由来…「忌み花壇」(多故くらら)
失われた事故の記憶と不穏な予言…「事故の記憶」(営業K)
……他、濃密な恐怖25話!
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内容説明
霊と鬼。阿と吽。営業のKと多故くらら。正反対にあるものがぶつかり、時に混ざり合うことで生まれる極上の恐怖世界。道に突如現れる正円の黒い水たまりの底にいる女…「水たまり」(営業のK)、赤腹イモリを祀る奇怪な集落…「蟲の地」(多故くらら)、母を殺したクマの肉を食べた娘の悪夢…「獣害」(営業のK)、亡霊の予言を戴き繁栄してきた一族の闇…「家奴」(多故くらら)、雪山の谷底を通る亡者の道…「クレバス」(営業のK)、花が黒く枯れる忌み地の花壇の禍々しき由来…「忌み花壇」(多故くらら)、欠落した記憶に潜む不穏な予言…「事故の記憶」(営業のK)他、濃密な恐怖25話!
目次
虹色の水たまり(多故くらら)
水たまり(営業のK)
●(くろまる)(多故くらら)
悪魔の体毛(営業のK)
獣害(営業のK)
蟲の地(多故くらら)
奇妙な集落(営業のK)
単なる噂(営業のK)
忌み花壇(多故くらら)
上り口(営業のK)
怨嗟(営業のK)
火袋(多故くらら)
蛇怨(営業のK)
悪縁(多故くらら)
見知らぬ女(営業のK)
その電車が向かう先(営業のK)
灰色のリュックサック(多故くらら)
クレバス(営業のK)
塒(多故くらら)
あなた(営業のK)
空に近いところ(営業のK)
家奴(多故くらら)
事故の記憶(営業のK)
三千世界になきものを(多故くらら)
著者等紹介
営業のK[エイギョウノケー]
石川県金沢市出身。高校までを金沢市で過ごし、大学4年間は関西にて過ごす。職業は会社員(営業職)。趣味は、バンド活動とバイクでの一人旅。幼少期から数多の怪奇現象に遭遇し、そこから現在に至るまでに体験した恐怖事件、及び、周囲で発生した怪奇現象を文に綴ることをライフワークとしている
多故くらら[タコクララ]
2023年2月より執筆開始。怪談マンスリーコンテストで最恐賞を二度受賞し、注目を集める。東欧、北欧、アフリカから金沢、東京まで幅広く怪談蒐集中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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eyemu
尾白
於千代
日常茶飯事#1117
テルマエ