悪い月が昇る

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784801939936
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

小説投稿サイト〈エブリスタ〉×竹書房が選ぶホラーの頂点
第4回最恐小説大賞受賞作!

脳がザワつく衝撃ラストを見届けよ――。


フリーの編集者・正木和也は妻と五歳の息子・蒼太を連れ、ひと夏を都会の喧騒から離れた避暑地の別荘「カブトムシ荘」で過ごす。
そこは、知人の精神科医が好意で貸してくれた私荘で、妻子が負った列車事故のトラウマを癒すための滞在であった。
時折、失せ物探しや予知など不思議な能力を見せる蒼太。
そして、蒼太にしか見えない友達・コウタ。
正木は別荘のある村の墓地で詩織という少女に出会い、村に伝わる不気味な奇譚、子を攫う妖鬼〈コトリ〉の伝説を知る。
そして始まる村の夏祭り、蒼太が消えた……。

脳を攪乱する衝撃の展開、現実が足元から崩れ去る戦慄のホラーミステリ!

***

寺の掛け軸に記された子をとる鬼【コトリ】の由来--
ある山に鬼がいた。
時折里に下りては子供を攫って食った。母親の嘆き悲しむのを見て己の所業を悔いた鬼は、食った子供に成り代わり、その後母親と共に暮らしたという……。

「ハッピーエンド? これが?」
「母親が鬼と知らなければ。最後まで騙し切れたら、きっとそう――」

世界は、どんな悍ましさも悪も正義になる。

内容説明

フリーの編集者・正木和也は妻と5歳の息子・蒼太を連れ、ひと夏を都会の喧騒から離れた避暑地の別荘「カブトムシ荘」で過ごす。それは、妻子が負った列車事故のトラウマを癒すための滞在であり、知人の精神科医が好意で貸してくれた私荘であった。時折、失せ物探しや予知など不思議な能力を見せる蒼太。そして、蒼太にしか見えない友達・コウタ。正木は別荘の外れの墓地で詩織という少女に出会い、村に伝わる不気味な奇譚、子を攫う妖鬼“コトリ”の存在を知る。そして始まる村の夏祭り、蒼太が消えた…。脳を撹乱する衝撃の展開、現実が足元から崩れ去る戦慄のホラーミステリ!最恐小説大賞受賞作。

著者等紹介

海藤文字[カイトウモジ]
大阪府大阪市出身。本作でエブリスタ×竹書房「第4回最恐小説大賞」を受賞(受賞時のタイトルは「月がわらう夜に」)。映画レビューサイト「MOJIの映画レビュー」主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のりすけ

21
「そうだろうなぁ」という方向に話が進んでいくのは良いとしても、淡々としすぎててゾワゾワしないのはどうしたものか。 2024/07/20

カリン

16
最恐ホラー大賞って言われるほど怖くないよね。夢と現実が入り混じって主人公ともども読者もパニックになるものの、途中で違和感を覚えてくる。だけど延々と家族ごっこの話が続くので中だるみした。真実は主人公にも判っていないと言う事か?2024/09/06

あさみ

11
表紙の少年と制服姿の少女が主人公かと思ってたけど、まさかのお父さんでした。ある大きな事故をきっかけに悪夢を見るようになった蒼太、無気力になってしまった妻・茜、そして何かにつけイライラして酷い頭痛に悩む主人公の正木和也。家族の心を癒すために別荘を借りられることになった家族は、どこかチグハグな、何かに怯える正木。どこまでが本当で妄想なのか悩んで欲しいのでしょうが、ちょっと簡単過ぎましたかね。もっと怖いのイメージしてたので拍子抜け。どうせなら狂気に飲まれて欲しかった。ラストに時系列がバラバラになるのはワザとかな2025/02/21

たくぴー

11
事故のトラウマを癒すために家族で別荘地に行くが実は!?系の話。文章が単調かつ状況説明ばかりで読むのがしんどかった、作文がうまい山田悠介って感じ。三割くらい読めば結末が分かってしまう。好みではなかった。2024/11/23

イカまりこ

7
KU 列車事故がトラウマになり悪夢を見る息子のため、高原の別荘を借りる事にした一家。カブトムシ荘に来るまでの道中の家族のやり取りは自然で何も疑わず、元気になってくれればいいなと思ってた。正木を導く詩織の存在を心強く思ったりもした。でもだんだん気づいてくる。悲しい事実に。正木が目を背けていた事実が読者に明かされてからの残りページ数が不安でしかない。何でこんなに残ってるの?って。おかしくなってる自分に気づくのってどんな気分だろ。間違った道かもしれないけど彼の望みを非難することはできないなって切なくなった。2024/09/08

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