竹書房怪談文庫 怪談百番シリーズ<br> 病院の怖い話―怪談百番

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竹書房怪談文庫 怪談百番シリーズ
病院の怖い話―怪談百番

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801939677
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「病院」に纏わる傑作怪談集!

「あっ、これは死に顔なんだ。どの表情で絶命するか、最期の?を見せているんだ」
絶叫、号泣、憤怒、困惑、苦悶… 入院患者の百面相ルーレット
収録作「ルーレット」黒木あるじより


病院には怖い話が多い。生と死が隣接する場所ならではの、人智
を超えた何かが潜んでいるからか――
・危篤状態から持ち直した患者の奇妙な変化「今際の際にて」(渡井 亘)
・あの人そろそろだね、ベテラン看護師が言うと…「スリーアウト!」(Dr.マキダシ)
・患者の白目を視診したときに覚えた違和感「百パーセント」(神 薫)
・脳梗塞を発症し入院している高齢女性の奇妙な行動と驚愕の真相「左側のミチル」(雨宮淳司)
・学生時代に世話になったと新人看護師から言われたが…「チョイ借り」(小田イ輔)
・父の跡を継いだ病院で起きた患者のクレーム、その原因は…「人柄と腕前」(黒木あるじ)
――など、書き下ろし24編を含む選りすぐりの最恐作の数々

内容説明

病院には怖い話が多い。生と死が隣接する場所ならではの、人智を超えた何かが潜んでいるからか―危篤状態から持ち直した患者の奇妙な変化「今際の際にて」(渡井亘)、あの人そろそろだね、ベテラン看護師が言うと…「スリーアウト!」(Dr.マキダシ)、患者の白目を視診したときに覚えた違和感「百パーセント」(神薫)、脳梗塞を発症し入院している高齢女性の奇妙な行動と驚愕の真相「左側のミチル」(雨宮淳司)、学生時代に世話になったと新人看護師から言われたが…「チョイ借り」(小田イ輔)、父の跡を継いだ病院で起きた患者のクレーム、その原因は…「人柄と腕前」(黒木あるじ)など、書き下ろし24編を含む選りすぐりの最恐作の数々。

目次

スリーアウト!
確信犯
雑音
変な病院
大部屋
転職
今際の際にて
人柄と腕前
死車
知らぬが仏
指先
魚と猿の魚
黒看
死神
ナース
小児病棟にて
旧棟地階
うでおろし
チュルッと
なのへや〔ほか〕

著者等紹介

黒木あるじ[クロキアルジ]
『怪談実話 震』で単著デビュー。小田イ輔や鷲羽大介など新たな書き手の発掘にも精力的

雨宮淳司[アメミヤジュンジ]
1960年北九州生まれ。医療に従事する傍ら、趣味で実話怪談を蒐集する。2008年『恐怖箱 怪医』で単著デビュー

小田イ輔[オダイスケ]
『FKB饗宴5』にてデビュー

渡井亘[ワタライコウ]
漫画家・イラストレーター・小説家・シナリオライター。幼少時は怪談本を目の前に置かれただけで逃げ出すほどの臆病者だったが、今や自主的にオカルトを漁るジャンキー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

61
実話怪談集。病院というと学校と並んで怪談の舞台の両巨頭。本書は全編そんな病院を舞台とした一冊となっている。一読して思うのは場所柄のせいか、死に纏わる話が多い。他の実話怪談が奇妙な出来事を扱うのが多いのに対し、大上段から死というテーマを振り下ろしている感じ。それだけにそれから外れた話に印象深いのが多いな。特に平山夢明の笑気ガスに纏わる話。既読だけど初めて読んだ時のインパクトが強すぎて、細部まで覚えていた。あとバスの車内にナースが詰まっていた話とか。とあれ最近では逆に珍しい死に関する話、面白く読めました。2024/06/09

モモ

42
医師・看護師が語るだけあって、多種多様な怖い話。なぜか人が亡くなるベッドや認知症になってしまうベッドは嫌だ。実際に撤去してくれている病院もあるようだ。何も知らない次の患者が同じような異変を訴えるのも怖い。とある病院の裏ルール(〇〇号室のナースコールは1回無視する)も怖い。閉鎖病棟での過去の惨劇の再現が怖すぎる。見た人が、そうした人を救おうと、ちゃんと医師になってくれて良かった。なかなか読み応えのある一冊でした。2024/07/16

澤水月

13
新旧掲載。これまでも活躍の女医・神薫氏に男性現役医師Dr.マキダシが加わりまた新たな視点増え良い(ラッパーでもあると!)。医療ものだけでなく、現代実話怪談古典とも言える直腸のアレは何度読んでも恐ろしい…2024/05/31

柊よつか

11
ひとつのテーマの元に、過去の名作と新作が半々で競合する怪談百番シリーズ。人形、山海に続き今巻のテーマは病院。〈患者が次々と死ぬ病室〉など王道の類話は幾つかあるが、どれも魅せ方が違って面白い。やはり今回も満足の一冊。特に印象的な話は、装置の禍々しさが際立つ「死車」「黒看」。問答無用さと絶妙な題で記憶に残る「魚と猿の魚」。皮肉な結末が衝撃的な「ガスパン」。読み返すのを拒否したくなる描写「閉鎖病棟奇譚」など。一番は、初読から何年経っても忘れ難い「直腸内異物」。青白く静謐な苦しさは、再読した今も健在だった。2024/05/18

eyemu

10
入院施設があって… 急患受け入れやってて… さらに分かりやすく霊安室があって… みたいな病院はどうしても毎日のように人が亡くなるから、生活の中に死が身近にある場所だと私は思う。 死にたくなかったり。 苦しかったり。 悔しかったり。 或いは、死んでると気づいてなかったり。 いろんな条件を兼ね揃えて、たまたま視える性質を持った人がそこにいたら… 怖いことだけでなく、本当に色んな感情が現象して現れるんだろうな…と、思いました。 とにかく。 わしは、入院はしたくない。2024/06/19

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