出版社内容情報
「一生お前を手放すつもりはない。たとえこの身が朽ちてもだ」
離宮暮らしの不遇な王女は離婚前提の政略結婚で英雄王からとろけるほどの愛を賜りました
恋愛偏差値低めな軍人王×悪女と噂される王女
ブリトン国の姫・エレインは私生児であるため正妃から厭われていた。
いつか王籍を捨て薬師として自立したいと願う彼女だが、
いきなり父に婚約者を異母妹へ譲り、隣国ロアンヌの王アデラールに嫁ぐように命じられる。人質同然の扱いだろうと諦めまじりのエレインだがアデラールは最初からエレインを優しく溺愛してくる。
「こんなことでも感じるのか…」
蕩かすように情熱的に抱かれ日々アデラールに惹かれていくエレインは!?
内容説明
ブリトン国の姫・エレインは私生児であるため正妃から厭われていた。いつか王籍を捨て薬師として自立したいと願う彼女だが、いきなり父に婚約者を異母妹へ譲り、隣国ロアンヌの王アデラールに嫁ぐように命じられる。人質同然の扱いだろうと諦めまじりのエレインだがアデラールは最初からエレインを優しく溺愛してくる。「こんなことでも感じるのか…」蕩かすように情熱的に抱かれ日々アデラールに惹かれていくエレインは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっきぃ
14
王が王太子のときに助けられた母と恋に落ちてできたエレインは、その後父親が公爵の娘と結婚したことにより、母親が亡くなったあと庶子の子どもとして正妃と妹から虐げられて育ってきた。婚約者を妹に奪われ身代金代わりに他国の王に嫁ぐことになったエレイン。薬草の知識があり慎ましいエレインは即アデラールに気に入られる。お互いすぐに惹かれ合うのはいい。妹姫がわがまま女過ぎてやばかった。父王、結婚してたとかわかっていたはずなのにやばすぎないか。あと閨シーンやたら説明的というか飾り立てる言葉が多くて飽き飽きした。2024/01/21
十六夜
5
国王のお手つきになった辺境伯領お抱え薬師、の娘がヒロイン。任地はされているけど愛人の娘的扱いで王宮に引き取られてからは王妃とその手の者にいじめられまくり。本人がたくましいので悲壮感はないが、それでも借金の形に人質として他国の国王に嫁がされるというのも気の毒なもの。もっとも結婚後にヒーローの国へ向かう船旅中に近衛騎士を薬学の知識で助けたことでヒーローも周囲も彼女に好意的になり、そこからはただただ溺愛一色という感じ。ヒロインの正体も実はすごいもので、という義妹に対するざまぁ展開もありまとまった王道作品だった。2024/01/27
かける
5
借金のカタとして大国に嫁ぐヒロイン。数年後に離婚され、白い結婚と思っていたが、溺愛。母から薬師としての知識を得ていたヒロインの活躍の場が少ない。王妃が薬師の知識があり…という設定よくあるな2024/01/18
ぶん太姉ちゃん
2
愛のない政略結婚からの···知れば知るほど惹かれ合う二人😍甘~い❤️初めての夜は二人らしくも熱く甘い時間たっぷり😆王は誠実で恋愛初心者感がいい💕軍人王としての描写がもう少し読みたかった😅姫は虐げられた生活から一転幸せになる様子は好きだが薬師としての活躍をもう少し見たかった😊