竹書房怪談文庫<br> 妖怪談 現代実話異録

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竹書房怪談文庫
妖怪談 現代実話異録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801937130
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

久田樹生  ひさだたつき
蛙坂須美  あさかすみ
つくね乱蔵 つくねらんぞう
雨宮淳司  あめみやじゅんじ
渡部正和  わたなべまさかず
高田公太  たかだこうた
内藤 駆   ないとうかける
神沼三平太 かみぬまさんぺいた
松本エムザ まつもとえむざ
深澤 夜   ふかさわよる
服部義史  はっとりよしふみ
ねこや堂  ねこやどう
正木信太郎  まさきしんたろう
多故くらら たこくらら
ふうらい牡丹 ふうらいぼたん
三雲 央  みくもひろし
浦宮キヨ  うらみやきよ

★内容

人の世の理を超えた圧倒的畏怖。
神と妖の実話怪談!

「猿の神様を連れて帰る」
東南アジアの村から父が送ってきた写真。
そこには人面の異形が…
「外来種」より

幽霊はあくまで元人間。
怨みや憎しみといった感情も、人の言葉も理解ができる。
だが、異形の世界は違う。
人の理〈理〉は通じない――その恐ろしさたるや……。

飛行機に乗り合わせた天狗のような男。乱気流が起こると団扇を取り出して…「高度一万メートルの邂逅」
財布をすられた祖父が頼った姪。姪は蝦蟇を呼びその肝を…「籠蛙力行」
温泉街で見かけた木乃伊館。その夜、失踪した夫は意外な場所に…「木乃伊館」
村の裏山に棲む危険な神。見た者は目を喰われると言われるが…「遭神」
父が東南アジアから連れ帰った猿の神。昼は木彫りの像だが…「外来種」
山の廃屋からまろび出て里に来る妖・血鞠とは…「ちまりの話」
人を刺した箸から芽吹いた楠に宿る妖獣…「しいらくさん」
ある家が祀る独自の神、〈海ンカミサン〉。強すぎるその力とは…「ゥフゥヌンヮヌゥーノッ」
他、異形たちが跋扈する33話!

内容説明

人の理は通じない、神と妖の実話奇譚。飛行機に乗り合わせた天狗のような男。乱気流が起こると団扇を取り出して…「高度一万メートルの邂逅」、財布をすられた祖父が頼った姪。姪は蝦蟇を呼びその肝を…「籠蛙力行」、温泉街で見かけた木乃伊館。その夜、失踪した夫は意外な場所に…「木乃伊館」、村の裏山に棲む危険な神。見た者は目を喰われる…「遭神」、ある家が祀る独自の“海ンカミサン”。強すぎるその力とは…「ゥフゥヌンヮヌゥーノッ」、山の廃屋から里にまろび出る妖・血鞠の怪…「ちまりの話」、人を刺した箸から芽吹いた楠に宿る妖獣…「しいらくさん」他、異形たちが跋扈する33話!

目次

高度一万メートルの邂逅(正木信太郎)
都心妖怪(神沼三平太)
見知らぬ川と見知らぬ祖母、そして緑(高田公太)
私は妖怪を見た!(高田公太)
川釣り(浦宮キヨ)
馬鹿囃子(蛙坂須美)
籠蛙力行(多故くらら)
ペンギン(ふうらい牡丹)
木乃伊館(蛙坂須美)
腋臭アート(蛙坂須美)
何かいる(つくね乱蔵)
マイク(加藤一)
走る。光る(松本エムザ)
遭神(神沼三平太)
蛇精の菊(多故くらら)
外来種(つくね乱蔵)
我が子は神(松本エムザ)
小袖の手(深澤夜)
ジュエリーケース(服部義史)
お歯黒(つくね乱蔵)
デコトラ(深澤夜)
都心の邂逅(三雲央)
大頭(ねこや堂)
辻の影(神沼三平太)
スモモ(内藤駆)
つちむし(蛙坂須美)
蟻浴(渡部正和)
猫捕りの印(渡部正和)
あの作業所(内藤駆)
踊る猫(つくね乱蔵)
ちまりの話(蛙坂須美)
しいらくさん(雨宮淳司)
ゥフゥヌン ワヌゥーノッ―奇譚ルポルタージュ(久田樹生)

著者等紹介

加藤一[カトウハジメ]
1967年静岡県生まれ。老舗実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超‐1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル「恐怖箱」シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

尾白

9
何か、色々すごい。大きな顔は怖いのだろうなぁ… 『お歯黒』『デコトラ』『大頭』。2024/09/19

ナオ

9
面白かった。巻頭言で妖怪の話かと、幽霊の話の方が良かったなーと思って読み進めましたが、意外に怖いし面白い。海外旅行が趣味の夫婦が神様をお土産に持ってくる話が厭だなーと。そして、最後の話が不可解で印象深し。何か分からないけど力のあるものを祀るって、怖いことなんだなーと。そんなに能力があるならこちらの事情も分かって欲しいような気もするけど、別次元の存在だから仕方ないのかもとも思う。取りあえずアンティークや謂れのあるもの、古い旅館には近づかないようにしようと思った2023/10/20

eyemu

8
実話怪談の中でも妖怪とか神様的な話を集めた一冊。 なんだかんだ、霊現象っていうのはいつもと変わらず起きる。 (何かしら起きなきゃ怪談でないから、そりゃそうなんだが。) ただ、いつもと違うのはキャラクター(言い方?)が立っている。 怪異的キャラクター映えとでも言おうかしら。 つまり、何が言いたいか。 こういう怪談も好き♡2024/01/18

qoop

7
人間とは異質な異形、異物、異様なものを題材にした実話怪談集。怪異の質、読後感の多様さが素晴らしい。妖怪あり祟神あり、名状し難い何かありと、怪談とはこの世の理が通じない恐怖を伝え、呆気に取られる世界を垣間見せるものだという感を一層強くさせる。2023/10/25

あき

6
あやかし、異形のモノをテーマにした実話怪談。憑きもの系や神サマの障り系はなかなかに怖かった。なんとなく山の神サマより海の神サマのがエグい気がする。船霊さまとかエビスさまとか水死体に端を発する神サマが多いからかな。祟り神の七人ミサキも海で溺死した人じゃなかったっけか。2023/10/27

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