出版社内容情報
木内イズムの継承とさらなる進化へ
機動力で相手を撹乱し、堅守で守り勝つ。
臨機応変、自由自在に、相手や状況に応じて攻め方を変えていく。
この「木内野球」を実践・進化させるためには、「準備と状況判断」が必要不可欠。
選手たちに「自分で考えて動く」ことを求める、教えすぎない指導論
著者は、以下のように述べています。
本書では、常総学院からプロへと進み、現役生活で私が野球から学んだことをはじめ、引退後の裏方生活や独立リーグの監督経験から得た野球と人生の知恵、そしてそれらを今、高校野球の指導にどのように生かしているのか、また日々感じている高校生指導の難しさなども素直に綴らせていただいた。
野球の指導に携わる人たちや球児のみなさん、あるいは社会人として生きながら日々壁を感じている人などにもぜひ本書をお読みいただきたい。そして「島田もがんばっているんだから、自分もがんばろう」と思っていただければ、著者としてこれほどうれしいことはない――本文より
■目次
序章 監督就任早々の天国と地獄
木内幸男監督への関東大会準優勝報告が最後の会話に/2022年夏の大会でよもやの初戦敗退ほか
第1章 名将・木内幸男監督の教え
決勝で高校野球史上最強とも言われるPL学園と対戦/木内マジックはマジックではない ほか
第2章 プロ野球選手として日本一に
小谷正勝さんから学んだコーチングの神髄~選手の長所を見つけ、伸ばす~ ほか
第3章 元プロ指導者として~備えて勝つ~
監督に就任し、意識改革から着手/一方通行ではなく双方向の指導を目指す ほか
第4章 甲子園に行くための練習と戦術
これからの高校野球に大エースはいらない/足の遅い選手にも盗塁させる~常総の機動力野球~ ほか
終章 木内イズムの継承と新たな常総野球の模索
“勝負師”として生きた木内監督の魂を受け継いでいく/元プロとして~高校野球の監督は難しい~ほか
内容説明
木内イズムの継承とさらなる進化へ。機動力で相手を攪乱し、堅守で守り勝つ。臨機応変、自由自在に、相手や状況に応じて攻め方を変えていく。この「木内野球」を実践・進化させるためには、「準備と状況判断」が必要不可欠。選手たちに「自分で考えて動く」ことを求める、教えすぎない指導論。
目次
序章 監督就任早々の天国と地獄
第1章 名将・木内幸男監督の教え
第2章 プロ野球選手として日本一に
第3章 元プロ指導者として―備えて勝つ
第4章 甲子園に行くための練習と戦術
終章 木内イズムの継承と新たな常総野球の模索
著者等紹介
島田直也[シマダナオヤ]
1970年3月17日生まれ、千葉県柏市出身。常総学院~日本ハム~大洋・横浜(現DeNA)~ヤクルト~近鉄。高校3年春にエースとして常総学院の甲子園初出場に貢献。2季連続出場となった夏の甲子園では、決勝でPL学園に敗れたものの準優勝と大躍進の立役者となった。日本ハムを経て、大洋・横浜で大きく開花。1995年には中継ぎとして自身初の二桁勝利を記録すると、1997年には最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。翌1998年には、チーム38年ぶりの日本一に貢献した。引退後は日本ハムの打撃投手、独立リーグ、DeNAで指導者を歴任した後、2020年3月に母校に復帰して常総学院コーチに。同年7月の監督就任後は、たちまちチームを秋季関東大会準優勝に導き、常総学院に5年ぶりとなるセンバツ切符をもたらした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。