竹書房怪談文庫<br> 黄泉とき―怪談社禁忌録

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竹書房怪談文庫
黄泉とき―怪談社禁忌録

  • 伊計 翼【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801936348
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「それ気のせいだと思います」

開かずの間の共通点。
遺体が動く意味。
存在が記憶から消える系。

怪異を分析・考察する「読み解き」の果てに絞り出される一滴の恐怖。
野暮でロマンな怪談本爆誕!

説明のつかぬ怪異をあえて分析、調査し、考察する。
膨大な類例から傾向と真相を炙り出す手法から、
取材に取材を重ね、隠された事実を掘りおこす試みまで、
野暮を承知で怪の読み解きに挑んだのが本書=黄泉ときである。
・ひとりでに鳴るピアノの原因
・「開かずの間」の意外な共通点
・「黒いひと」が出る土地の因果
・プラシーボ効果のない呪いは成立するか
・類話から考える「出逢い」の謎
・雑貨店に現れた老人が語る「動く遺体」の原理
・交換日記に書かれた「不気味なメッセージ」の犯人
・三人が同時に視た「笑うおんな」の真相とは――。
一見無粋な試みから浮かび上がるのは拭えぬ恐怖と心、魂の本質である。
野暮なロマン「それ気のせいです」の先をご覧あれ。

内容説明

説明のつかぬ怪異をあえて分析、調査し、考察する。膨大な類例から傾向と真相を炙り出す手法から、取材に取材を重ね、隠された事実を掘りおこす試みまで、野暮を承知で怪の読み解きに挑んだのが本書=黄泉ときである。「開かずの間」の意外な共通点、「黒いひと」が出る土地の因果、類話から考える「出逢い」の謎、雑貨店に現れた老人が語る「動く遺体」の原理、交換日記に書かれた「不気味なメッセージ」の犯人、三人が同時に視た「笑うおんな」の真相とは―。一見無粋な試みから浮かび上がるのは拭えぬ恐怖と心、魂の本質である。野暮なロマン「それ気のせいです」の先をご覧あれ。

目次

呪ピアノ
開かずの間
来訪者の気配
横浜のホテル
横浜の廃ホテル
干された布団
娘の妙
黒いひと
閉店後の客
彼女ご立腹
悪しき場所
柳あそび
橋の上にて
失神
錯乱した雲
徳のひかり
優しい子ども
素敵な出逢い
腐れよ舌
銀行強盗犯〔ほか〕

著者等紹介

伊計翼[イケイタスク]
怪談蒐集団体、怪談社の記録書記。2010年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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眠る山猫屋

57
こんな本創りも出来るのか、と感嘆した。まず聞き採った実話怪談があり、続いて(暗転した頁に白抜き文字で)解説・論証があるという構成。演繹法で分析するが、それだけでは終わらない。怪談を別解釈で語り直す。それがさらに怖いという(苦笑)序盤は怪異も有りがちなものだが、その裏側を考察(黄泉とき=読み解き)する時、ゾッとさせられる。さすが怪談社、捻ってくるなぁ。人コワもあれば、残穢に繋がる話なんかも。実話怪談に飽きてきた人には強くお薦め!2024/01/26

28
怪談にツッコミ…じゃなくて解説がつくスタイル。なかなか面白かった。2023/08/20

かおりんご

25
怪談本。やっと読めた。考察が面白い。私も取材中に、「気のせいで片付けられるよな?」と思いながら話を聞くことがある。でも、中には、偶然では片付けられない話もあり、それが怪談の醍醐味だったりするのだが、、、「柳あそび」やってみようと思う。面白い話が聞けるかな。2023/11/22

澤水月

14
実験的新趣向、怪談の後に考察tips。序盤から中盤そこまで激こわじゃない?と思ったけれど終盤は恐怖あり感涙あり、読後感いい。優しい人たちなんだろうな2023/09/11

きょん

12
怪談と、その怪談への考察を加えた一冊。怪奇現象は実は微弱な電気のせいで、なんて解説もありますが、ほとんどはなかなか興味深い考察で、怪談ひとつひとつをもう一度読み直したくなる。あとは人から人へ、それぞれが知っている怪談を語り継ぐ「柳あそび」が面白かった。他人の怪談を聞くと、いや実はこれも聞いた話なんだけど、と新たな怪談が出てきて、どこかで似たような話が出てくる。なかなか。そして死者や呪いといった話だけでなく、異世界との境を跨ぐような話や死人なのに泣ける話も。面白かった。2023/08/31

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